論語知らずの論語塾116~四書五経の学び | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

論語知らずの論語塾では、新しい学びが始まった。

『四書五経』を取り上げる。

およそ2500年前、人類の歴史の中で「人の知恵が大きく開かれた時代」があった。中国では孔子、インドでは釈迦、ギリシャではソクラテスが現れ、それぞれが「人としてどう生きるか」を説いた。 この3人はほぼ同時代に生きたことは、歴史の奇跡といっていい。

中国では孔子を中心とした倫理文明圏、 インドでは仏教文明圏、西洋ではギリシャ哲学の文明圏が生まれた。それらの思想は、民族や国境を越えて伝わり、 今もなお人類の精神文化を支えている。
 

四書は、論語、孟子、大学、中庸。

論語は、いうまでもなく、孔子の言行録であり、儒教の基本的な教えが記されている。

孟子は、孟子の思想をまとめたもので、孔子の仁の徳に基づく徳治主義を継承している。

大学は、儒教の根本的な書物で、自己修養から社会の平和に至るまでの理想的な教育のあり方を説いている。

中庸は、孔子の孫である子思によってまとめられたとされ、中庸の徳と誠の重要性を説いている。

 

五経は、易経、書経、詩経、礼記(らいき)、春秋。

易経は、占いの方法や言葉が記されており、宇宙の法則や変化の哲学を説いている。

書経は、古代中国の歴史や政治に関する記録。

詩経は、中国最古の詩歌集で、孔子が雅楽に合う305編を選んで編集したとされている。

礼記は、礼儀作法や制度について記された書物。

春秋は、春秋時代の魯の国の歴史書。

 

いずれも、孔子とその弟子たちが編纂に関わった。

儒教の主要な経典である 「四書」と「五経」を合わせた9つの書物は、古くから日本人の教養を磨くためにも読まれてきた。

江戸時代には「四書五経」が藩校の教科書として取り入れられ、武士階級の教育の基本とされた。また、寺子屋を通じて庶民にも古典教育が施され、人格形成に大きな役割を果たした。

現代のビジネスや日常生活においても役立つ名言が多く含まれており、人間力を高めるための学びとして活用されている。

論語知らずの論語塾でも、365の名言を学んでいく。