やはり「生きる」が一番人気 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

大人の寺子屋~次世代継承塾。

「息子が語る谷川俊太郎」の続編。

谷川俊太郎さんは、「生きる」のリクエストがあると、「またか」と苦笑されていたようだ。

会場の参加者に、俊太郎さんの詩で好きなものをあげてもらったら、やはり「生きる」が一番人気。その理由は…

●心にズシンと来る言葉で新たな自分に出会える。

●初めて読んだ詩が「生きる」

●息子の小学校卒業を祝う会で6年生が群読して感動した。

●教科書で読んだ。ありのままの表現でわかりやすい。

●読む者への深い問いかけ。自分自身に向き合える。

●言葉の一つ一つが響く。

●勇気づけられる。

●小さな生きる喜びを見い出し、幸せを抱き締められる。

●年齢を重ねて、ますます好きになった。

その他では…

●「もこもこもこ」年齢に関わらず、誰もが笑ったり首をかしげたり、想像が膨らむ。

●「平和とせんそう」忘れてはいけないことを思いめぐらすきっかけをもらえる。

●「しんでくれた」インパクトがあった。

●「朝のリレー」世界が繋がっているイメージ

●「かっぱ」音とリズムが楽しい。

●「かっぱ」三善晃作曲の合唱を歌った。

●「鉄腕アトム」のワンフレーズを優しく歌ってのリクエストに答えて、賢作さんがジャジーな感じで歌ってくれた。

 

親子の間で「伝承」されていることも質問してみた。

●自ら挨拶する

●教えてもいないのに子どもが同じことをしている

●料理

●お墓参り 

●変化に対応し、変化を作る

●笑顔

●自由な価値観

●宮大工の技

●打算的なことはしない

●実印はみだりに押さない

●他人の借金の保証人にはならない

●「好き」を大切にする

●言動は自分に降りかかる。使う言葉に注意。

                    

                    (この項つづく)

 

賢作さんの希望でスタッフと記念撮影。