この日、青年(平成元年生まれというから巳年の36歳)が初参加してくれた。塾によく来てくれている橋爪美智代さんの同僚で水島遼太郎さん。誘った橋爪さんに率直な感想が届いたのを教えてもらい、本人の承諾の上で、一部を紹介する。
ほんと楽しかったー
なんか格別の贅沢感ありましたね
言葉塾、ほんと面白かった。
形容しがたいけど…感性を磨く場でしたね。
村上さんも、なんかすごい
笑顔で受け入れて下さってましたね。ありがたい。
こんなクソガキを…
聞く力が尋常じゃないし、言い換えも凄かったですね。
遼太郎くんって言われ慣れてなくて、こそばゆいですね。笑
聞いて呑み込んで、言い換える。
あんな簡単にやってのける方は初めてでした
普通にもっと色んな話したいし、聞いてみたいって思えましたもん。
ああいう言葉の感性は、うちの社員は知っておいた方が
絶対いいよなぁ。
使う言葉の意味合いを考えるって、凄い面白い。
言葉から紐解く考え方って、すんごい重要。
こんなふうに受け止めてくれて、塾長冥利に尽きる。
「頼る」
●自分で出来ることでも、あえてやってもらうことで信頼関係築く。
●信用と信頼は違う。信を用いて頼り切る?
●依存型の夫。
頼られ放しもどうかと思い、上手に助けてもらうようにした。
●自分がやった方が早いと、何でもこなしていたが、家族に甘えを作ってしまった。抱え込まず助けてもらった方がいい。
●困ったときの助け舟。
●この人は頼れる人、この人は甘えてくる人と見極める。
甘えられて嬉しい人もいれば、頼られて嬉しい人もいる。
●孫は上手に甘えてくる。おばあちゃんの財布を頼ってくる。
●禅語に「教壊」とある。手取り足取り教えない。物知り顔で教えるのを戒める言葉だ。教え過ぎは、却って伸びを損なう。
●育てるをアルファベットで書くと、sodateru。スペシャルおだてる。
●頼んでも忘れている人がいる。頼みっぱなしもよくない。
●人に教えると学びになる。
●若い人の中には、頼りたくない、頼ると悪いと思っている人もいるが、
有難うを言うチャンスだから、頼ることをためらわなくていいと思う。
「筋を通す」
●何かをもらったら必ずお返しをする。それが僕の筋を通す流儀。
●約束を守る。ちなみにお断りの代行サービスまで出現しているとか。
筋が通せない時代なのか…
●良心に従い、自分を裏切らない。曲げないのが筋。
●平成元年生まれだが、よく昭和の考え方するなぁと言われる。
義理人情を大事にする祖父の影響が大きいと思う。
「ウソをつくな。出鱈目を言うな。いい加減なことをするな」
「かけた恩は水に流せ。受けた恩は石に刻め」
「人は石垣 人は城」
祖父が教えてくれた言葉が、ボクの流儀を作っている。
水島遼太郎さん。