教育がうそくさい(続) | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

藤原和博さんの熱弁に、

観客は聞き入り、うなづきも多かったように思う。

みなさんに、「教育のどんなところがウソくさいか」聞いてみた。

●偏差値重視の受験文化

●公立中学の校則の厳しさ

●その場しのぎ

●画一的一方的な管理教育

●みんな一緒に仲良く

●問題点を見ないで、がんばれがんばれと追い詰める

●人間として不完全な教師が全知全能のように見せかけている。

●日本人のためになることを教えていない

●戦争のことを教えない

●建前とことなかれ主義

●本当に伝えなければならないことを教えていない

●30人40人に同じように馴らしていく

●「わかる人手をあげて」わかる人だけが相手?

●子どもの心、子どもの環境を抜きにしている

●成績、点数のみで評価する

●出来るところを伸ばさず、出来ないところばかりに目を向ける

●教科書通りに教える。

●上から降りてくる教育方針と現場の先生方のギャップ。

●教師本位になり、価値あることを届けられていない。

●うそくさいと気づかず、泣きながら過ごしてきた

 

「もし、自分が教師なら、何をどんなふうに教えるか」も聞いた。

●型にはめず、子どもの心の成長を第一に、

 教師と生徒の枠を超えたい。

●先人たちが残した人生の知恵

●エピソードや経験を交え、日本を誇りに思えるようにする。

 日本がどのようにして苦難を乗り越えてきたか。

●日本人としての誇り

●人類が次の時代に残している課題

●出会った人から学んだことを紹介する

●教科書にないこと。

●理不尽なことがあっても生きねばならない。

 一方で素晴らしいこともあること。

●基礎基本を徹底し、

 社会に出たとき必要なことを当たり前に出来るようにする。

 出来るまで、毎日おなじことを繰り返す。

 すぐ答えは教えない。

●和ごころ

●自分を信じて生きていけるよう自己肯定感を養う

●失敗をたくさんしていいんだよ。

●雑談する。

●感情や思考を言語化する力。

●個性や笑顔を大切に出来る言葉を探す楽しい時間

●社会の結び目。

                               (この項つづく)