なるようになった人たち | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

名古屋ことば磨き塾。

一人が口火を切ったことにより、みなの引き出しが次から次へと開き、カミングアウト大会となり、神会となった。

「なる」という言葉だけで、これほどそれぞれの人生を語る場になろうとは…。

 

●病気で寝たきりの時期があった。リストラにもあった。

再婚したら、介護が待ち受けていた。

なんとかなると思わないと、やっていられなかった。

だが、あるとき覚悟した。人のせいにするのをやめた。

全部、自分のせいにした。

私ならなんとかなる。なんとか出来ると。

なんとかなって今がある。

●子どもは「今」を生きている。大人目線でなんとかしようとしない。いずれ、なんとかなるもんだ。

●いろんなものになりたいと思ってきた。

なりたいものそのものにはなれなかったが、いろんな気づきをもらい、今に繋がっている。結果、やりたいことがやれている。

●なるようにしてくれる人がいる。

●母親は、子はなるようになると思って育てる人だった。

確かに、どうにかなるものだ。

●5年前、ガンになり、身辺整理もした。怖さも感じた。

だが、ガンになることで見えてきたこともある。自分らしく生きようと思った。

●ありたい自分になるのが基準。降りかかってきたことに対して、ありたい自分でいられるかと考えながら選択している。

 

こうして、文字化してみて、神会の様子が伝わらないもどかしさがある。ぜひ、その場に足を運んで、皆さんの引き出しから飛び出すことばに耳を傾けてほしい。