「感染管理認定看護師」という資格がある。
感染対策について高度な専門知識や実践力を持つと認定された看護師だ。まだ全国に3600人あまりしかいない。
所定の600時間の教育を受け、
認定審査に合格しなければならない。
柿原朱美(あけみ)さんは、2015年にこの資格を取得した。
丹波医療センターの感染対策を一手に担ってきた。
そこへコロナ禍。クラスター対策のため、介護施設などを駆けずり回った。ことし3月退職し、起業した。その名も「柿サポ」。
感染対策の研修、コンサルティング、相談を主な事業とする。
自身の名から、柿の種や柿の実になぞらえてサポートプランを考えた。感染症の知識を得るだけの柿の種プラン。
さらに困ったときのポイントサポートをする柿の実プラン。
定期的に伴走しながらサポートする甘柿プラン。
迷ったときだけサポートする完熟プラン。
この4つのプランを用意して、ニーズを待っている。
知識がないと、過剰な対策をしたり、補う必要があったりと、
柿原さんは、感染対策の底上げが必要だと感じている。
今後、
柿原さんのような専門知識を持った存在のニーズは高まると思う。
激務の気晴らしは、美味しい食べ物と美味しい酒。
嵐の歌を聞き、宝塚歌劇を見に行くこと。
柿原朱美さん出演の「たんば女性STORY」は
9月17日、24日20:00~、
その週の土日10:00~、FM805で放送予定。
鎌倉FMでは、その週の木曜日13:30~。