できる大人は「ひと言」加える | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

ほめる達人、松本秀男さんの書籍の紹介続編。

印象に残る言葉、感動の言葉、未来に繋がる言葉、元気になる言葉…

そんな愛の一声運動が、人間関係を円滑にする。

 

「おはようございます! きょうも寒いですねー」と二言挨拶。

「ハッとしました」「お願いしてよかった」と空気を変える言葉。

「すごいね」「なるほどね」と肯定的あいづち。

「惜しいなあ。もう一息だよ」と応援する言葉。

「すごい!」「さすが!」「素晴らしい!」感情素直に表現。

「成長に繋がるいい間違いだね!」と失敗すら褒める。

こういう「ちょっとした一言」を口にするのが、できる大人の証拠ということだ。

 

何かアクシデントやハプニングに見舞われたとき、

「困った」「弱った」「大変だ」というだけは、感情に支配されているだけ。

感情に任せた「反応」ではなく、自分にも相手にも最善な手段が何か考える「対応」が出来ることが大人の証。

「なんでできないの」「この前言ったでしょ」「わかるでしょ」は、成長を止める三大ネガティブ言葉。「だからこそ」どうしたらいいか問い直すことで活路も見いだせる。

 

すべての壁は、壁のふりをした成長の扉。

マイナス意見は、成功の合図。

エラーは、成長に必要な宝物。

どこまでも、松本さんは、ポジティブだ。

小さな決意で半歩踏み出していけば、想像もしない未来が待っているのだ。

 

明日の東京ことば磨き塾に、松本秀男さんをゲストとしてお招きする。