メンタル歯科医の松谷英子さんんが院長を務める「ひらおかデンタルクリニック」(東大阪市)で、種まきをしてきた。
病院なのに美容院のような雰囲気。ここで松谷先生が「口もと」をケアしてくれる。歯磨きも大事だが、口もとから発することば磨きも大切と、
患者さんんたちに、ぜひ話してほしいとお招きを受けた。
2時間、「ことばのビタミン」について語り尽くした。
互いの顔が見える距離感の中で、「ことば」についての想いを交換した。みなさんの感想から。
〇きょうの講義で心に残ったことは?
●ことばの強さ、不思議さ
●吐く息に色があるとは驚いた。
●すべての話の内容が心に染みわたった。
●心地よいええ話。
●「素適」な話しぶり。爽やかな印象。
いろいろ考えるひとときになった。
●有難うは、日本だけの表現。
●積小為大(二宮尊徳)
●伝わる確率1%! でも諦めない。1%も伝わったと思う。
●恩恵的感謝と普遍的感謝。
●村上さんのお母さまが反面教師だったとは驚いた。
●伝えると伝わる。一字違いでも大違い。
●聴すは「ゆるす」
●ことばは未来を創る
「すぐに実践してみようと思うことは?」
●有難うを30000回言う。まずは100回、101回。(複数の人が宣言!)
●有難うを言うようにしているが、まだまだ足りないと思い、もっともっと声に出したい。
●あー、うー、えーで考える時間にしてみる。考えながら話す。
●伝わる確率1%だとしたら、何度も何度もしっかり伝えないと。
●朝起きたら、すべてのことに感謝する。
●喜怒哀楽の向こう側を意識してみる。
●人の喜びを倍に、悲しみを半分に出来るような言葉を伝えられる人になりたい。
●武器言葉を楽器言葉に…子どもに伝えたい。
●相手の立場を受け入れ「ゆるす」
●人と話すとき、間、距離感を考えながら、自分をフラットに。
クリニックの診察室のあちこちに、薩摩藩の教えが掲げてあった。
価値ある生き方の順序
①何かに挑戦し、成功した者
②何かに挑戦し、失敗した者
③挑戦はしなくとも、挑戦を手助けした者
④何もしなかった者
⑤何もせず、批判だけしている者
成功とか失敗は考えず、ことば磨きの研さんだけは怠りなく
続けていきたい。
自分が喜ぶ生き方をしていれば、
ビタミンたっぷりの嬉しいことばを使えるようになる。
ひらおかデンタルクリニック