坐禅のち篠笛 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

麟祥院に出かけてきた。このたびは観客として。

昨日(11日)は、秋吉沙羅さんのライブ。

麟祥院、沙羅さんとくれば、行かずばなるまいて。

 

ライブの前に、矢野ご住職のご指南で坐禅体験。

坐禅で、身体、呼吸、心の3つを整える。

背筋を伸ばし姿勢を正す。赤ちゃんは自然に出来るそうだ。

吸う息、吐く息を意識する。

無念無想でなくても、呼吸だけに意識を向けると、集中してくる。

五感を解放出来る。

 

続いて、沙羅さんの子育てトーク。

子どもを子どもとして扱わず、「一人の人格者」として接するようにしている。何でも「一緒に取り組む」ようにしている。

「食養」も意識している。土鍋でご飯も炊けば、野菜も煮る。

ゆっくり温めると冷めるのもゆっくりだそうだ。

沙羅さんは、ふだんは早口だが、子どもと話すときは、

ゆっくり穏やかに丁寧に話すことを心がけている。

 

この日の演奏は、今まであまり聞いたことのないものばかり。

影響を受けたケルト音楽の曲は、篠笛に合っていた。

5歳で突如、笛を吹き始めた沙羅さんは「笛吹童子」と呼ばれていたそうだ。NHKラジオ番組の懐かしいテーマ曲も堂に入っていた。

「君が代」も初めて聞いた。 沙羅さんの笛で聞くと、優しい温かい気持ちになれた。

 

(沙羅さんの次女・和子さんは、7ケ月。

自然に良い姿勢が出来ていると、住職に褒められていた)

(ナビゲーターの伊達実紀さんと子育てトーク)

(子どもが寝っ転がろうが走り回ろうが、もろともせず演奏)