ごきげん対談 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

「松山に呼んで」の一言が実現した。

クラブハウスで知り合った山内陽子さんと話しているうちに、

「松山に呼んで」とボクが口走ったことが実を結んだ。

 

山内陽子さんは、地元のオリジナルミュージカルを上演する「ぼっちゃん劇場」の営業を長年担当していた。そして、いまは不動産業を営みながら地域貢献をしている三福ホールディングスの取締役に抜擢された。「地域の困りごとを解決しながら、お年寄りから子どもたちまで繋がる場所作り」を使命として、頑張っている。人と地域を結ぶビジネスクリエーターだ。

「陽子」とは、性格そのものを表す名だ。自ら名乗りをあげるとき「ごきげんようこ」というように、周囲を太陽のように照らしながら、明るくしていく。社交的、楽観的、行動的な魅力あふれる女性だ。

19歳の一人息子を持つシングルマザーでもある。

 

彼女とは、きょうが初対面。空港に出迎えてもらったが、すぐわかった。

初対面感ゼロというのが、クラハの奇跡の一つだ。

この日は、陽子さんと対談形式にすることだけ決めておいて、得意の行き当たりバッチリ方式。

クラハでの話しぶりや、ことばのセレクトから、直接面識がなくても

「信頼」が置けるかどうかがわかる。

あとで参加した人が、「打ち合わせしてないのにスムーズな進行!」と驚いていたが、当意即妙、息のあった対談になった。

 

有難うの話になったとき、会場に「鏡の中の自分に笑顔で有難うって言っている人はいますか」と問いかけたら、彼女だけが手を挙げた。

陽子さんには、毎朝の習慣がある。

鏡の中の自分に向かい、12人の名前を呼びながら、それぞれに有難うを言っているという。「神さま、自分、息子、母、父、妹、2人の姪、義弟、元夫、元夫の両親」。16年も前に別れた夫にも有難うを言えるなんて素晴らしい。彼のおかげで息子を授かったんだからと、陽子さんはご機嫌に語る。

ちなみに彼女の「人生を変えたことば」は、今わの際の父の「もう、いいよ」。離婚するかしないかで迷っていた彼女の背中を押してくれた一言だった。

 

ボクは、中西龍さんの「嬉しいことは倍に哀しいことは半分に」。

永六輔さんの「トキは亡くなったと呼ぼう会会長」

父の「自分に向かうときは厳しい冬の心」という3つのことばを紹介した。一つ一つのことばに対して、陽子さんがきちんと受け止めてくれるから、とても話しやすかった。

いつもは、1人トークがほとんどだが、対談形式で、自分の思わぬ引き出しが開くのも面白い。

ごきげんようこさんとのごきげん対談、楽しかった。

 

(山内陽子さんと)

(松山三越E3ホール)

(有志で懇親会)