声は時空を超える | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

「声は時空を超える」と開口一番。

そう語ったのは、ボクを岐阜に呼んでくれた住田百合恵さん。

クラブハウスで知り合ったグラスアート作家だ。

クラブハウスでボクの声を聞いた時、すぐにNHKのおはよう日本やニュース7、ウィークエンド中部の声の記憶が呼び覚まされてたそうだ。

さまざまなルームで話を聴くうちに、自分が主宰する「大人女性サロン」の3周年記念に講演に来て欲しいとオファーしてくれたのだ。

 

会場は、「カーザップラウジ」という音楽ホール。

この上なく、響きが素晴らしい。マイクなしでビンビン響く。

自分の声に酔いしれてしまう(笑)。

4年前に、オーナーでピアニストの垣内裕子さんが自宅を新築するとき、超一流の音響設計士に依頼し音楽ホールも併設した。50席ほどのこじんまりしたホールだ。

ホールにあるピアノは、イタリアのFAZIOLI 社のグランドピアノで、日本に100台くらいしかないレアものだ。

ちなみにCas'Applausiとは、イタリア語の拍手喝采(Applausi)と家(Casa)を合わせたことば。

 

会場の音響やピアノの存在を知るうちに、突然、詩の朗読をしてピアノ演奏とコラボしたくなった。垣内さんに無茶ぶりしたら快諾。行き当たりバッチリの共演となった。「ユーレイズミーアップ」の演奏に合わせて、

朗読をした。聴きながら、涙する人もいた。

 

やはりクラブハウスで知り合った長谷川弘道さんは、愛知県長久手町から来てくれた。フィットネスの指導者だ。facebookに嬉しい感想を書いてくれたので、一部引用する。

「村上さんの素晴らしい声とそのお話し、そして、聞きにこられている皆さんの感性の良さ、音響の整った会場。素晴らしい演奏会の3つの要素、プレーヤー、オーディエンス、会場が整った講演会でした

たくさんのことを学びましたが、一番心に残ったお話しは、「食べたもので体を作る。聞いた言葉で心を作る。発した言葉で未来作る。」

何気に使っている言葉。形も色もありません。発したその瞬間に消えますね。でも、相手の心には残ります。しかも、こちらの意図したこととは違う形、色で残ることも多いですね。話し方と聞き方、両方が大切なのですが、いずれも、あまりにも当たり前のことなので、無造作にやって退けてしまう日々を我々は過ごしています。

当たり前にできることを時々振り返ることは大切だな、とつくづく今日、村上さんのお話を伺って感じました」。

 

(住田百合恵さんと)

(手書きのフリップ使いながら…)

(ぶっつけ本番の朗読会)