北杜の風(参)~ケンさんとアヤさんの楽園 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

森を渡る風が頬を撫でていく。

人間は自然の一部なんだと実感する。

自然の中に住まわせてもらっている存在だと再認識する。

おのずと、謙虚な気持ちになれる。

 

中川さんが、ボクたちを案内してくれたのは、

ケンさんとアヤさんの楽園だった。

「ムズビテ」と名付けられた空間には、佳き氣が流れているから、

実に居心地のいい場所だ。まさに縁を結ぶ場だ。

この場の紹介文。

「わたしのなかの光と陰も

 わたしにとって いとしい自分

 わたし自身とすごす ひととき

 わたしらしさが 輝きあふれて

 自分に かえる

 心地よく氣のめぐる森に

 小屋を たてました

 暮らしまるごと 寄り添います」

 

市来顕さんは、福岡生まれの57歳。

20代、海外放浪していた。

神戸のレストランでシェフをしていた。

阪神淡路大震災が人生観を変えた。

命をより身近に感じられる場所で命が喜ぶ生き方をしたいと

17年前、八ケ岳山麓に移住した。

4年前、木が生い茂っていた場所を一から開墾し、

手作りで「ムスビテ」を作った。

 

市来綾子さんは、茨城生まれの35歳。

20代、動物のお産介助をしたり、食に関する仕事をしたりする中で、

食養や代替医療を学び、子どもを連れて、6年前八ケ岳山麓に移住。

そこで出会った顕さんと再婚。

2人で、1日2組限定で、心と体のケアをしている。

 

さらに、ムスビテの案内文から。

「心…「話す」ことは「放す」こと。いろんな感情や事情を手放すことで自分軸へとかえります。「聴く」ことや「伝える」ことを通して、よりシンプルに奥深く、お互いに心地よいやりとりをすることができます」

「体…筋肉や内臓は、記憶や感情と深く繋がっています。体がほどかれると、心もほどかれていきます。慢性的なコリは、自分を守るために作られた思考や姿勢、行動パターンの表れでもあります。それらを開放することで、本来のしなやかな自分にかえれます」

なんだか、考えていることに相通じるものがある。

ケンさんとアヤさん、一人娘のサトちゃんと一緒にいると、身も心もほどけていく。楽になる。

ケンさんとアヤさんは、

ボクの「ことば磨き」にとても関心を抱いてくれた。

「ムスビテ」で「ことば磨き」が出来たらいいとまで言ってくれた。

北杜の優しい風を感じながら、この場の佳き氣を感じながらの

「ことば磨き」は、さぞかし格別のものになろう。

「ことばのムスビテ」になりたい。

 

(顕さんと綾子さん)

(鶏と話し込む三世代)

(野生児 里穂さん 9歳)

(卵好きのボクに、卵のベッドを用意して持たせてくれた)

(おくどさん)

(顕さんお手製の調味料)

(光のシャワーを浴びて)

(大の字の気持ちいいこと!)