吉元由美さんと意気投合 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

気を持たせるような書き方をお許し願いたい。

きょう、作詞家の吉元由美さんと、トークライブの打ち合わせをした。

ここには書けないかなり際どい話もしたが、意見の一致をみること多く、意気投合した。吉元さんからも「仲間、同志に出会った思い」と言ってもらえた。きょうが実質上の初対面。にもかかわらず、話は弾んだ。

トークライブの内容については、ほんの数分で方針が決まった。

 

互いに「ことばの紡ぎ手」。ことばの力が弱まっていることを憂えている点でも意見の一致を見た。ボクは楽器ことばに武器ことばというが、吉元さんは、天国ことばに地獄ことばと言い表している。

ことばの力が弱まり、ことばが土俵際まで追い詰められている今、なんとかしなければという思いでも意見の一致を見た。

ことばが乱れると国力が衰える。政治経済ばかりに目を向けるのではなく「文化」を育むことを意識しないといけないと、吉元さんは、言の葉塾を主宰するなど、言葉の劣化を防ぐ活動にも力を入れている。

 

言の葉塾の紹介文には、このようなことが書かれている。

『言葉と感性と心を磨き、言葉を自分の強みにする』。
「感じる心」が、あなたの感性の翼を拡げる。
「味わう時間」が、あなたの言葉を深くする。
「紡ぐ指先」が、あなたの文章に命を吹き込む。
論理性と効率性を求める時代の中で、
私たち日本人が忘れてしまったもの。情趣を味わう感性。
もののあはれ、やまとことば、やまとこころ。
日本語の繊細で豊かな情感は、まさに日本文化の財産です。
日本語の情趣を味わう感性と言葉を身につけ、表現力を自分の強味にすることで、世界の見方が変わり、豊かな人間力を育んでいく。

まったく同感共感する。

 

吉元さんが作詞するとき、何も考えずに50回以上メロディーを聞くそうだ。曲に包まれているうちに、ことばが聞こえてくるそうだ。

2003年9月、『Jupiter』の作詞を依頼され、平原綾香さんの声を何度も聞くうちにある風景が見えてきた。彼女の歌声は地の底から湧き上がり天上の届くようなイメージがある。「天と地を繋ぐ」詞を書けばいいとインスピレーションが湧いた。あまりここに書き過ぎると、当日のトークが「秘話」にならない。『Jupiter誕生秘話』は当日、乞うご期待。

 

そして、これはもったいつけずに書きたい。

当日、なんと、作詞した吉元さん自身が、所属する「元赤坂合唱団」のメンバーと一緒に『Jupiter』を歌ってくださる。

ムラカミと吉元さんの意気投合した「ことば談義」、ここだけの「Jupiter秘話」をお聞き逃しなく。

村上信夫のトークライブは、8月14日(土)13:30~開催。

 

(5月7日のトークライブ会場にて)。