ヨーロッパの子育て | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

クラブハウスは、国際的だ。

ヨーロッパ各地にいる人とも、同時に時間を忘れて話せる。

高額な国際電話の時代では考えられなかったことだ。

ヨーロッパ倶楽部というルームにお招きを受けた。

長年、ヨーロッパ各地に住む子育て中の日本女性たちが、互いの情報交換するルームだ。

この日は、フランス、イタリア、ドイツ、オランダに住む女性たちが集った。中には、異国の地で7人の子育てをしている人もいて、驚いた。

だが、ヨーロッパの人々の「嬉しいことばかけ」で大いに救われてきたというエピソードに心和んだ。

 

イタリアで5人の子を育てているチアキさん。 イタリア人は饒舌な人が多い。見ず知らずの人が気軽に話しかけてくる。「厚着させすぎじゃない?」「薄着させすぎじゃない?」と有難いお節介をしてくれる。

「おかあさんは、みんな最高!」と褒めてくれる。

「この子は素晴らしい。きっとお母さんが素晴らしいからだわ」と言ってもらえたら、自尊感情が育まれる。

フランス在住の轟都(とどろき みやこ)さんには、「神様から預かった子」がいる。世間では「自閉症」というレッテルが貼られているが、絵画に素晴らしい才能を発揮している。

 

みなさんの話を聞いていて思った。

異文化に身を置いたとき、その文化に「迎合」するのでなく、

自分の育った文化圏と「融合」を図っていくと、生きやすいのだと。

「郷に入っては郷に従え」ではなく「郷に入っては郷に溶け込む」ではないかと思った。