紫陽花の鎌倉を散歩 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき
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村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

鎌倉は、いま紫陽花の盛り。

雨上がりの紫陽花は、ことのほか美しい。

その紫陽花を愛でながら、鎌倉散歩をしてきた。

 

今回の企画は『鳩子と歩く鎌倉さんぽ道』。

タクシー運転のかたわら、鎌倉ガイドを務める村井信夫さんの企画。

去年4月に実施する予定が、コロナ禍で延び延びになり、ようやく日の目を見た。

村井さんは、小川糸さんの小説『ツバキ文具店』が大のお気に入り。

4年前にNHKでドラマ化もされた。

鎌倉の町が舞台の物語。主人公の雨宮鳩子は、祖母から代書屋を受け継いだ。祖母から厳しく育てられ、反発して家出したが、祖母が亡くなり、鎌倉に戻ってきた。

代書屋は、依頼者の内容を考慮した便箋を選び、イメージに合った筆で文字を書き、切手にもこだわる。依頼者の人生に寄り添う仕事だ

 

ユーモアのある借金の断り状、

認知症の千代さんに届いた亡父からの手紙、

鳩子自身が、葛藤のあった祖母へ宛てた手紙。

小説の中から選んだ3篇の手紙を朗読した。

ボクに朗読してほしいという村井さんの熱望でお引き受けしたのだが、

ようやく実現し、読み終えたあと、互いの顔を見てほっとした。

 

第一話の上映、手紙朗読のあとは、ボクのミニトーク。

ラジオに届いたお便りにまつわるエピソードや、筆まめの父から届いた365通のハガキの話などをした。

ランチ会のあと、極楽寺、成就院、御霊神社…などを散策。いずこでも紫陽花が花盛り。散歩する頃には、雨も上がり、濡れた紫陽花がひときわ美しく見えた。

 

(『ツバキ屋文具店』の手紙を朗読)

(村上信夫さん&村井信夫さん)