神さまのご指示の味 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき
新型コロナウイルスに関する情報について

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

鮫島純子さんと安岡定子さんをお引き合わせした。

渋沢栄一の孫と安岡正篤の孫の対面だ。

祖父たちは、論語に造詣の深い縁がある。

 

孫といっても、純子さんは、98歳。定子さんは60歳。

生きてきた時間は違うが、初対面とは思えぬ打ち解けよう。

会話では、歴史上の人物の名がさりげなく飛び交う。

大河ドラマの話も、身近になる。

 

プライベートレストラン「りんごの絆」の山本明弦シェフの

料理を一口味わうやいなや、

鮫島さん「おいしいわ。神様のご指示の味ね」

これには、山本シェフも感涙。

実は、鮫島さんは、このところ嗅覚に違和感を覚え、料理を美味しいと思えなかったそうだ。だが、山本シェフの料理の味は格別だった。

「こういう料理が作れる人は、世界に一人ね。文化財だわ」

「褒めようとして褒めてるわけではないの。ほんとうに美味しいの」

美味しい美味しいを何度も繰り返し、フルコースを完食された。

 

大河ドラマの影響で、鮫島さんには、取材や執筆依頼が引きも切らない。日本一多忙な98歳だろう。

ボクにも、寄稿した雑誌をお持ちくださった。

新型コロナウィルスに対する身の処し方について書いたエッセイ。

「叩く」「闘う」と敵対視して恐怖を煽るより、冷静に「反省」するのが先ではないか。感染を恐れず、病気に罹りにくい免疫力を発揮することが大切だ。天の理に適った生活を送るべきと、日常生活の過ごし方を具体的にアドバイスをしている。

文章の運びといい、きょうの話の運びといい、「老い」とは無縁。

きょうも、自ら縫った30年愛用のピンクのワンピースにヒールを履いて登場。エレガントな佇まいに安岡さんもさかんに感心していた。

 

(安岡定子さんと鮫島純子さん)

(山本明弦シェフ)

(これだけの量を98歳も完食)

(山本シェフ夫妻と)