百年思考 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

「百年先を見据えて、今をどう生きるのか」

この命題に基づいて、高野登さんの百年塾は開かれてきた。

目先のことしか考えない人が溢れかえる昨今、

さすがの見識だと思ってきた。

 

真友の高野登さんから、「言葉のマジシャン」とサイン入りの新刊が送られてきた。『百年思考』は、長野善光寺寺子屋百年塾での講話をもとに編纂された本だ。光栄にも、ボクの講話も載せていただいている。

この本の中でも「発する言葉」の重要性については、

繰り返し述べられている。そのいくつかを抜粋してみる。

●今日、使う言葉が、その人の人格と未来を作る。

●本気で、自分を変えたいと思うなら、

 今すぐ使う言葉を変える必要がある。

●美しい沈黙、相手を説得する沈黙、沈黙という言葉がある。

●良い言葉は感性の貯金。

●有難うという魔法の言葉で、脳と心の疲れを解き放とう。

  高野さんは、お布団に入ってから「きょうも良い一日だった。有難う」   

  と50回から100回言っているそうだ。

●朝起きたら、窓を開けて「きょうも最高の一日になるぞー」と3回声に出して唱えている。

●ボクが師匠として仰ぐ人たちは、

  わかりやすい言葉、元気にする言葉、 心に灯をともす言葉を持っ 

  ている。相手によって言葉や態度を変えない。

●一日中、体重を支えてくれた靴に「お疲れ様」。一日中、行動をとも 

 にしてくれた背広にも「お疲れ様」の労いの言葉をかけている。

●何気なく発した言葉も三者三様の受け取り方がある。

 

そうして極めつけは…

●言葉が変われば意識が変わる。意識が変われば態度が変わる。

 態度が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。

 習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。

 運命が変われば人生が変わる。

 

百年塾は、「心に静けさを持つ生き方」を大切にしてきた。

高野さんの人柄そのものの穏やかな文章で綴られたこの本を読み終えた後、心に静けさが持てた。