呼応 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

宝塚ことば磨き塾(26日)は、塾生同士のインタビュー。

ペアを変えて2回目のトライをしてもらった。

 

みなさんのインタビューを聞いていて、

結局のところ、インタビューは「呼応」なのだと、つくづく思った。

「呼べば応える」「呼ばないと応えられない」ということなのだ。

人の話を聞き始めるときには、まず呼び水が必要だ。

相手の話しやすい「例え話」で呼びこむ。

相手の話を確かめながら聞き、肯定的なあいづちで応じる。

流暢に流れるより、ことばの淀み(すき間)があるほうが、

聞いた話を整理出来るように思う。

 

どうしたら、話が伝わるのか考えてもらった。

わかってもらいたいという想いの度合いが強ければ強いほど伝わる。

その場限りの上っ面は伝わらない。

受け手が自分に都合のいいことしか聞かないと伝わらない。

伝えるは「外箱」で、伝わるは「中身」。

伝え手と受け手がイコールで結ばれたとき「伝わる」。

そして、伝えるは「片想い」。伝わるは「両想い」という意見が出た。

片想い、両想いの例えは、京都女子大以来だ。

両想い状態になるには、一人相撲でなく、「呼応」が大切だ。

そうだ。相撲の立ち合いにも息を合わせる「呼応」が必要だ。