論語知らずの論語塾50~栗山監督と論語 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

論語知らずの論語塾が、50回目を迎えた。

2015年10月にスタートして丸4年。

素読した章句も200近くになる。

継続は力なり。ご夫婦で参加の滝沢さんが唯一の皆勤。

片道一時間歩いてきて、いつも一番乗り。

2人とも口数少なく、微笑をたたえた素適なカップルだ。

 

今回から、論語好きな著名人を取り上げることにした。

一回目は、北海道日本ハムファイターズ監督の栗山英樹さん。

栗山さんは、読書家で知られるが、特に「論語」が愛読書。

大谷選手や清宮選手にも入団の際、「論語」の本をプレゼントした。

栗山さんが論語好きと伝え聞いた安岡塾長は、面識のない栗山さんに手紙を書いた。出版する『アスリート論語』という本の帯を書いてほしいと。塾長は、見かけによらずか、見かけ通りか積極的なのだ。

この本は、論語の中で、アスリートや何かに頑張っている人に向けた31の章句を厳選したもの。日々の厳しい鍛錬、結果をださなければならない重圧、努力が結果に結びつかなかった時の挫折感、人間関係等、迷いや悩みの多い人たちにこそ触れてほしい『論語』の言葉を紹介してある。

手紙を読んだ栗山さんから、快諾すると直接電話があった。

帯の候補文を5つも考えてくれた。

その中から、「誰もが弱い自分に出くわす。その時、必ず救ってくれます。論語の智慧」を選んだ。

その後、東京ドームで、対面が叶った。開口一番、「おじいさんはどんな人ですか」と、正篤さんのことを聞かれた。話は弾み、試合前なのに、1時間近くに及んだ。

栗山監督の近著『栗山ノート』には、論語への想いなどが詳述されている。このブログで改めて紹介したい。

 

(『栗山ノート』を手にする塾長と塾頭)