この世は愛の練習所 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

97歳の想い人、鮫島純子さんから新刊が送られてきた。

サインには、「この世は愛の練習所」とあった。

祖父・渋沢栄一の仕事の原動力は「愛」だった。

それも身の回りの誰かではなく、

国家万民や社会全体をも包み込む大きな愛だった。

「この世に生まれた以上、人のためになることをするのが幸せ」と

祖父は言っていた。

祖父の「大きな愛」を受け継ぎ、純子さん自身も「愛の人」だ。

何があってもどんなことにも「有難う」と言える人だ。

 

この本には、これまでご本人から直接聞いたことも多く書かれているが、改めて文章で読むと、再確認することが多々ある。

純子さんは「受け容れがたいツラい出来事も、不安、恐れもすべて、自分の心の浄化成長のため」と考え、どんなことも「有難う」と受け容れられるようになり、生きるのが楽になったという。

「流れに逆らわず、あるがままに流れていけば、ゆったりとした大河に届く。やがて海に合流、蒸発して天に還り、また雨粒として新たな生をいただいて地に降る」

人は誰もが大自然のエネルギーを与えられ、生かしてもらっている。

そういう「人生のしくみ」を心にとめ「有難う」と口にすれば幸せ感に満たされる。たとえ口先だけでも「有難う」を言っていれば、毎日が穏やかで楽しくなる魔法のことば。

日常生活のあちこちに、感謝への糸口は隠れている。

感謝する回数を増やすことが、幸せを呼ぶ。

 

45歳で運転免許をとり、95歳まで運転していた。

70代で水泳と水墨画を始めた。

80歳からは社交ダンス。

なんと95歳からヨガを習い始めた。

好奇心旺盛、どんな体験も楽しみ、自分磨きを怠らない。

一つ一つに感謝の気持ちも忘れない。

人生は、見えない「氣の糸」で織り上げられている。

天から降り注ぐ「調和の光の縦糸」と、「行動の横糸」が

思いもかけない物語を紡ぎ出してくれる。