平和への祈り | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

村上信夫のトークライブ、このところ、

8月は、平和を意識した内容にしている。

このたびは、沖縄出身の歌手・普天間かおりさんに

ゲストに来ていただいた。

ぼくは、夏らしく、新調した浴衣を着た。

銀座もとじの若旦那、泉二啓太さんがプロデュースした浴衣。

パリを中心に世界的に活躍するアーティストの河原シンスケさんのデザインしたものだ。石畳をイメージした桝の中にウサギとカメが描かれている。

 

普天間さんは、つい先日まで舞台「木の上の軍隊」に出演していた。

普天間さんは、ガジュマルの木に棲む精霊の役。

終戦を知らない2人の兵士が、 ガジュマルの木に暮らしていた

実話に基づく物語。

今年6月、沖縄で公演があった。

舞台の最後は、普天間さんの歌うわらべ歌がオスプレイの音にかき消される。沖縄の人のとって、この演出は刺激が強いのではないかと心配していたが、万雷の拍手が、オスプレイの音を上回った。このとき、普天間さんは、「これが民意だ」と思ったという。

 

普天間さんの歌う「さとうきび畑」がよかった。

沖縄の人たちの精神性の高さのなせるわざだろうか…。

66回でてくる「ざわわ」がみんな違って聞こえた。

 

6年前の「沖縄全戦没者追悼式」で、当時小学校1年の少年が自分で書いた詩を読み上げた。それに感動した絵本作家の長谷川義史さんが絵を描き、絵本にした。ボクもそれを朗読した。

さらに詩人の堤江実さんの「つたえたいことがあります」を朗読した。

会場に来ていただいた堤さんにもマイクを向けた。

「戦をやめない人たちへの怒りの想いを声高でなく静かに詩に綴る。平和な世の中のために小さなことを積み重ねるしかない」と語られていた。その堤さんから、感想メールが届いた。

「ほんとうに素晴らしかった!平和にまっすぐに向かい合う姿勢に感動しました。もちろん、かおりさんの歌も、詩や絵本の朗読も、、みんなステキだったけど、何より全体を貫く村上信夫の想いが胸を撃ちます」

またまた過分な誉め言葉。

8月は、ちょっと真面目な信夫くんが登場するのだ。

 

(中央が、堤江実さん)