にもかかわらず | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。


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東京ことば磨き塾、昨日(14日)、第12期スタート。

新しい仲間も6人加わった。

このうち2人は、長野からの遠征組。

 

マンネリ化を防ぐ意味で、新機軸を出さねばならない。

今回は、和田裕美さん作の「人生よかったカルタ」の力を借りた。

よかったカルタとはいうものの、簡単によかったとは思えないことが書かれていて、それを「よかった」ということばで締めくくってある。

カードを引き当てた人に、なぜ、よかったと思えるか「好転」して説明してもらうのだ。

・わざわざ行った店が閉まっていてよかった。

→きっと美味しくない店だったから、閉まっていてくれたんだ。

・嘘をつかれてよかった

→嘘をつく理由があったのだろう。噓も方便。

・不愛想な態度をとられてよかった。

→鏡の法則。自分も不愛想かもしれないと自分を顧みる。

・眠れなくてよかった

→ボーっと生きてんじゃねえよ!と、考える時間を取りなさいという思し召し。

・やりたくないことをやらされてよかった

→いつもそういうことが多いが、全部成長の種。

・私が私でよかった

→きょう、ここに来られたのも、いろんなご縁でみなさんに会えたのは、私が私でよかったから。

・寂しい誕生日でよかった

→去年の還暦の誕生日。盛大な祝いもなく寂しかったが、介護をしている母に「生んでくれてありがとう」が言えた。

一見よくないと思えることをよ かったことに思い直せる「好転」発想の持ち主ばかりだ。

 

好転させる魔法のことばに「にもかかわらず」がある。

続いて、自分の人生を振り返りながら、「にもかかわらず」というプレゼンをしてもらった。さながら大カミングアウト大会。プライベートなことは話さない人も、ここには、安心して率先して話す雰囲気があるようだ。

・何をしても長続きしたことがないにもかかわらず、65歳から始めたシャンソンは11年続いている。何を始めるにも遅いということはない。

来世のために英語を学びたい。

・35歳のときに会社が倒産したにもかかわらず、車中生活しながら営業して、いま曲がりなりにもなんとかやれている。

・20代、攻撃的で人付き合いもままならなかったにもかかわらず、いまは人に助けられていることに気づけた

・にもかかわらずを自分に課してきた。身体が弱く、特に春はしんどい。最近は不調でも外出するようにしている。

・人間関係がうまくいかず、転職が多かったにもかかわらず、辞めた経験があるからこその今がある。

・風邪をひいて声が出なくなったにもかかわらず、声の有難みがわかってよかった。

・大学留年で落ち込んでいたにもかかわらず、母に「長い人生、1年くらいいいじゃない」と慰められた。

・15年前、幼子を抱えていたにもかかわらず、周囲から反対されたにもかかわらず、起業してよかった。

・波乱万丈な人生にもかかわらず、スーパーポジティブと根拠のない自信と野性的な勘が備わった。

 

2つのワークは、

「嬉しいことば磨き」を習慣化するには、もってこいのものだった。

 

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