競輪学校で特別授業4 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。


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修善寺から、真白き富士の峰が、よく望めた。

陽だまりでは暑いくらいの陽気だった(8日)。

修善寺にある競輪学校での特別授業も4回目。

毎年、ここに来るのが楽しみだ。

将来の競輪界を担う若者たちに会うのもだが、

滝澤正光校長に会うのが楽しみなのだ。

この人と語っていると「屈託」が消える。

それは、この人が「屈託」を持っていないからだろう。

 

今回も事前アンケートで、

自分の好きなところを10個あげてもらった。

さすが、身体を使う仕事に就こうとしているだけあって、

自分の身体のパーツが好きだという人が多かった。

目、鼻、輪郭、眉毛、歯並び、身長、胸筋、尻、膝・・・というように。

滑らかな顎、細く長い指、輝かしい爪、形がいいふくらはぎ、まぶしすぎる笑顔、10万ボルトの瞳、ぷるぷるの唇、柔らかいほっぺ…というように具体的な形容をつけて答えるものもあった。

癖毛や手の豆、薄い耳たぶ、短足、地黒、猫背…と、一見ネガティブに

考えそうなものをポジティブにとらえているものもあった。

 

漢字が好きなのか、ほぼ四文字熟語でまとめたユニークなものが目を引いた。「頭脳明晰」「容姿端麗」「運動神経抜群(これだけ六文字)」「食欲旺盛」「唯一無二」「空前絶後」「筋骨隆々」「意志堅固」「猪突猛進」「年収三千万(これは五文字だが、目標かな)」

19歳の彼は、ユーモア精神に長けている。

言って嬉しいことばは、なぜか英語で「This video was deleted」…このビデオは削除されました?ユーチューバーなのかな。

言われて嬉しいことばは、「きょう、泊まれるよ」…モテ男くんなのかな。

 

「ミトコンドリアが多いところ」を1番にあげた人は、よく笑いよく食べるようだ。周りの人に恵まれている感謝の気持ちも忘れていない。だからミトコンドリアが多いはず。

「レシートを残している」という人は、几帳面に家計簿つけているのかもしれない。

「目をつぶりながらトイレに行ける」人は、集中力を鍛えているのかな。

「目覚ましがなくても起きられる」…こういうのを好きなところにあげられるのは、好きなところ探しが上手にちがいない。

「いい兄を持ったこと」「鼻回りが母に似ているところ」…家族を肯定的にとらえている人がけっこういたのは嬉しかった。

「自分のためにも人のためにも頑張れる」…こういうのもいいなぁ。

「人も許せる」「自分も許せる」…こういうのもいいなぁ。

「楽しい場所が寄ってくる」「面白い人が寄ってくる」「自分の嫌いなところも好きでいられる」…こういう感覚も好き。

 

「時々ネガティブになるところも好き」という女性がいたので、どういうことか聞いてみたが、なかなか答えてくれない。彼女の隣に座り込んで、マイクを向けながら、じっと待った。

ようやく口を開き「なんでもポジティブに考えるほうなので、ネガティブ感覚も大事にしようと思って」と答えてくれた。なるほど。なぜそう思うのか考える時間も大事。

 

好きなところが1つもないと書いた人がいた。直接聞いてみたが、「ない」「ない」と答えるばかり。男らしいステキな名前だったので、名前は?と聞いたら、ぼそりと「好きです」。みんなで大拍手した。

 

数の多い少ないが問題ではない。自分の好きなところを考えることを習慣にしてほしい。自分が好きになれば、自分に嬉しいことばが言えるようになれる。そうすれば人にも嬉しいことばが言えるようになる。

今回の事前アンケートでも、言って嬉しいことば、言われて嬉しいことばは、両方とも「有難う」が大多数を占めた。有難うを口癖にしたら、競輪選手としての成績も上がるはずだ。

 

(滝澤正光校長と)

(ムラカミはどこだぁ~)

(絵本『二番目の悪者』も朗読。

彼らに事実と真実の見極めをしてほしくて)

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