ノリノリバレンタイン | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。


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トークライブに、ノリマサくんを招いた。5年ぶり3回目のことだ。

ノリマサくんと呼ぶのは失礼かもしれない。

彼もデビュー10周年。

今年は、年男、まもなく36歳だ。

10年の間には、いろんなことがあった。

耳が聞こえなくなったこともある。

声が出なくなったこともある。

事務所も2回移籍した。

両親が病気と闘っている。

そんなこんなが、彼を大人にしたようだ。

 

ノリノリバレンタインと銘打って、愛を語り合い、

愛の歌を披露してもらった。

愛と言っても、男女の愛だけではない。

師弟愛、友情愛、親子愛・・・様々な愛を語ってもらった。

 

札幌市立本町小学校の渡辺先生。

彼の作曲を高く評価してくれ、人見知りの彼に自信をつけてくれた。

地元紙には、「我が町のモーツァルト」という活字が躍った。

彼の作曲した「おんなじ花」を、5年2組全員で歌ったことは、

彼の音楽の道への原点ともいえる。

その頃の思い出話に饒舌であった。

 

高校1年のとき、カナダに短期ホームスティした。

そのとき、現地で知り合った友人の田中くんにも、

「心のアルバム」という作詞作曲した歌を褒めてもらい自信になった。

その後、音信普通になっていたが、街角でノリマサさんのコンサートのチラシを見つけ、会場に来てくれ再会を果たした。

田中くんとの熱い友情についても熱弁した。

 

そして、彼が寡黙になり、涙を流したのは、母の話になったとき。

お母さんは、18年も病気と闘っている。

ボク自身、病の母に嬉しいことばがなかなかかけられなかった。

だからついつい親目線で「お母さんともっと話してあげたら」と

よけいなお節介をした時点で、彼が涙目になった。

そして、彼が母を想い作曲した「温もり」の歌詞をボクが朗読したら涙腺が決壊した。

ショパンの「別れの曲」に彼が詩をつけ、歌っている定番曲だ。

「忘れない いくつもの年を重ねても 幼い僕の手を握る母の温もり

鮮やかに いつまでもいつまでも消えないよ」

「あなたは自分の弱さを見せない そんな人でした だけど僕が泣いたときに 自分のことのように その涙を拭ってくれた」

やっぱり彼は親孝行だ。

クラシック畑の父と歌謡曲畑の母から、ポップオペラ歌手が生まれた。

 

会場は、全国から駆け付けた彼のファンで満席。

完全なアウェイ状態だったが、「東京のお父さん」のボクへの声援も忘れず、終始和やかな温かい空気が流れていた。

これも、藤澤さんの人柄が醸し出すものだろう。

妻がファンになり、娘がファンになり、そして夫もファンになり、

3人家族で来ている人もいた。

そう、藤澤さんは「家族愛」に包まれている。

 

今回は、アンコール含めて9曲をすべて弾き語りで熱唱。

ラストにアカペラまでサービス。

無茶ぶりに応じて、

ボクの作詞した「嬉しいあの人」まで歌ってくれた。

彼のデビューした年に出会って10年。

ひときわ成長した彼に目を細める「東京のお父さん」であった。

 

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