立教大学で「伝わる」講義 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。


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今年も、立教大学で特別講義をしてきた(8日)。

JASRAC寄付講座『音楽文化とメディアのこれから』という

14回連続授業のヒトコマとしての講義。

ボクの講義テーマは、「放送で感じたことばの力」。

確か、今回で3回目のことになる。

 

およそ170人の学生を前に、開口一番聞いた。

「マスメディアの情報を信用している人」は皆無。

「SNS情報を信用している人」は数人。

「どちらともいえない」は、結構手をあげた。

考えた上での「わからない」や「どちらともいえない」は、

決して悪いことではない。

考えもしない情報の鵜呑みと無関心がよくない。

事実と真実の見極めをしてほしいと伝えた。
 

「伝える」と「伝わる」の違いを考えてもらった。

伝える…自分のものさし

伝わる…他人のものさし

 

伝える…一方通行の自己満足

伝わる…双方向で双方満足

 

伝える…特定の相手対象

伝わる…不特定の相手対象

 

伝える…意識的

伝わる…無意識的

 

伝える…発信する人の心がけ

伝わる…受信した人が理解する

 

伝える…相手の受信に関係なく自分の意志を発信する

伝わる…相手が受信し咀嚼した状態

 

ほぼ全員が、いろんな表現で考えてくれた。

これも正解不正解のあることではない。

どうすれば伝わるのか考えることを習慣づけ、

自分なりの「別解」を持つようにしてほしい。

 

いっぱい、ことばの花束を受け取った講義だった。

伝わるよう努めたつもりだが、ボクに伝わることの多い時間だった。

 

 

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