塾長のギフト | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

大阪ことば磨き塾(25日)。

クリスマスにちなんで、「ギフト」をテーマに、

塾長にインタビューしてもらった。

単なる贈り物ではなく、「ギフト」のとらえ方も様々。
ボクの「心の扉」から、いろんなギフトが飛び出した。
 
インタビューをするとき、
事前にシュミレーションしておくことは大切なことだが、
本番になると、「融通無碍」になれたらいい。
勢いこんで聞くより、
ノラリクラリと球の出どころがわからないほうが、
思わぬ収穫があるかもしれない。
この人は、いったい何を聞きたいのだろう…と、
「見せ球」を使い、「決め球」はここぞというときに投げる。
期せずして、そういうインタビューが、思いも寄らぬ話をさせた。
 
父が息子のためと思い、上司に「付け届け」をしたことが嫌で、
自分は利害関係がなくなってから贈り物をした話。
永六輔さんから届いた「たった二行だけど心に残るハガキ」の話。
誕生日に届いた「胡蝶蘭」に戸惑った話。
そして、「ギフトは天からの贈り物」ということばに呼応して、
「自分の使命」について熱く語ってしまった。
考えてみれば、ことば磨き塾という場が、何よりのギフト。
自分で自分に贈ったギフト。

「今年も、ことばのシャワーにどれほど力をいただいたことでしょうか。その力が、時に人に優しくなれる心に変わり、また、ある時は、自分を振り返る強さになりました。一つの言葉から、いろいろな宝が生まれ、一人ひとりから大きなギフトをいただいた日でした」。

そんな嬉しいことばも、何よりのギフト。