村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。


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山崎ハコさんのハコには、いろんなものが入っている。

生まれ育った大分の日田の原風景。

時に厳しく時に優しく育ててくれた祖母。

わけもわからず飛び込んだ芸能界。

家族と絶縁、人間嫌いと作られたイメージ。

突然の事務所閉鎖でまさに路頭に迷ったこと。

多くの「縁」で救われたこと。

自らを「多重人格歌手」と自嘲気味に言う。

生きてきた証が、声に反映される。

 

5月のバースディライブに行ったとき、

ブログに書いたことを再掲してみる。

なんと形容したらいいのだろうか・・・。

パワフル・・・ちがうなぁ。

鬼気迫る・・・ちょっとちがうなぁ。

暗闇を切り裂くような・・・ちょっと近づいたかなぁ。

社会の底辺から世界を見詰め、

腹の底から、ありったけの想いを絞り出すような歌声。

うん。これかな。彼女を形容するとしたら。

でも、形容なんてしなくていいこと。

還暦なのに可愛げを感じるトークとは裏腹に、

ひとたび歌い出すと、ことばのつぶてが胸に突き刺さる。

聴く人を一気にハコワールドへ連れ去っていく。

 

今夜の「村上信夫のトークライブ」でも、

彼女が一声発した瞬間、ハコワールドへ連れ去られた。

彼女の歌声には、風景情景が見える。

遠賀川の流れが、ボタ山が、しんすけしゃんが、織江が見える。

ハコさんに言わせると、

口から映画のフィルムが飛び出すような感覚だという。

空中を走る人が見えるという。

ことばが行き場を失わず、聴衆の心にストンと入る。

この日、たまたま上京していて、

ライブに来てくれたシンガーソングライターのリピート山中さんは、

「生身の人間の声から滲みあふれる哀しみ、憐れ、決意、希望、

喜びがストレートに伝わった」と感想を聞かせてくれた。

プロの音楽家をして、そう言わしめるものがハコさんにはある。

ハコ入り娘だったハコさん、いまやハコは全開。

この先もハコから何が飛び出してくるのか、楽しみだ。

 

(あさみちゆきさんも飛び入りゲストで参加)

(ハコさん作曲の新曲「四畳半の蝉」を歌う。

日本作詞大賞新人賞受賞作品にハコさんが曲をつけ、

あさみさんがレコーディング。15日発売。)

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