村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。


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クミコさんの35周年記念コンサートにいってきた(9日)。

いつものことながら、クミコさんの歌は、心にストンとことばが届く。

先日の「伝える」「伝わる」の続きで恐縮だが、

歌にも「伝えているだけ」と「心に伝わる」という違いがある。

その差は、想いを込めているかどうかなのだが、

クミコさんの場合、想いの深さが違う。

ことばに命が吹き込まれ、寝ていたことばが起き上がり、

ストンストンと、心の引き出しに入っていく感覚だ。

聴衆一人一人が、そんな「ことばの花束」を受け取るコンサート。

 

およそ750人の熱烈なファンが埋め尽くした会場で、

クミコさんは、「きょうは、あまり後ろを振り返らないようなコンサートになりそうな予感がします」とあいさつした。

第1部では新しい曲ばかり。

「恋に落ちる」「不協和音」「フローズン・ダイキリ」「砂時計」「輪廻」など松本隆さんと共に作り上げたニューアルバム『デラシネ』から全曲を披露した。

新譜が出た時、コンサートで、その全曲を歌うのは、あまり例がない。

それだけ、思い入れがあるのだろう。

そういえば、クミコという芸名の名付け親は、松本さんだ。

1999年、出会ったとき、「あなたの歌には言魂がある」と言いつつ、「別れた夫の名字を(高橋久美子)いつまでも名乗っているから売れない」との助言を受けて、姓を取って現在の「クミコ」に改名した。


第2部は、「少し後ろを振り返る」代表曲を歌った。

中島みゆき作詞・作曲の「十年」。

2010年の『NHK紅白歌合戦』に初出場して歌った「INORI~祈り~」。

バルバラの名作「わが麗しき恋物語」。ちなみに、この曲は、詩人の覚和歌子さんが原詞を離れて作詞した。メディアで再三取り上げられ、

クミコさんの知名度を上げることになった。

やぎりん訳詞の「広い河の岸辺」、

つんく♂作曲&湯川れい子作詞の「うまれてきてくれて ありがとう」、シャンソンの名曲「愛の讃歌」「ラストダンスは私と」など

全23曲を熱唱。

デビュー35周年にふさわしい幅広い選曲で、

固唾をのみ続けるステージだった。

 

                 (右は松本隆さん)

(新譜の『デラシネ』ジャケット。

デラシネとは、フランス語で「根なし草」という意味)

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