昔は親戚が集まるので楽しみだったお盆。

今では最も気の重くなる期間となりました。


先日決算の書類などの提出も終わり、

まあ今年も半分を過ぎましたが、

無事当社も非常に業績で7年目に突入できまして、

本日はホッと一息ついてます。



ここ2~3年はバス代の改正やら乗務員の労務管理の徹底がバス業界では図られていますが、


ニュースなどを見るとバスの事故は増えているように感じます。


当社のすぐ近くの会社でも、でかでかとニュースになる事故を起こしてしまい


残念ながら1名の一般の方の命が失われてしまいました。




運転を商売とする会社にとって事故というのは、切っても切り離せない事です。


どんなに気を付けていても上記のような事態が起こるということは、


必ず想定しておかなければなりません。




会社としては、運転手の乗務時間や健康診断から始まる体調管理などの徹底を常に考えて

勤務割を作成していますが、


ある意味では楽な運行の時ほど気が緩みがちになり、

駐車場で縁石にタイヤを擦ってしまったり、

山道で太い枝と接触したりして屋根に傷を作ったりと、

(私はこれを事故予備軍というか事故の前兆ととらえます)

注意力が緩慢になることを一番に恐れ、


多少の緊張感は持てる勤務割

(議員の方や芸能人などのVIPを乗せるといった緊張感のある乗務を均等に振り分けるなど)

を心掛けています。



その上で、

当社は、8月は少し暇な感じになるのはわかっていたので、


先日社内で運転の実技をメインとする講習会を開きました。



乗務員に対して、先に挙げたすぐ近くで起こった実感の湧く一例を取り上げて説明し、


上記の事故を起こさないようにするための普段からの心掛けや、

先ほど上げたようにプロの運転手でも気の緩みから発生する前兆をしっかり認識させる方法を

あえて緊張感のない地元で乗務員全員同乗の上で乗務させて指導しました。


この指導は非常に重要であり、

法令順守は当然のこととしたうえで徹底した危険予測を行い運行下さい。

と事前に伝えていたのにもかかわらず、


普段からうるさく指導している当社の乗務員でも、

自分流の運転がところどころにみえて

久々に私も特にベテラン乗務員に対して怒りまくってました。


その中でもとくに、茨城県の運転手ではありがちな、


ウインカーから右左折までの時間が短い点と、


見通しの良い交差点での一時停止の曖昧さ

(止まっているようで、停車はしていないような・・といった)


が、なぜ危険なのかという点を主に指導しました。




簡単に言って上記の二つは、自己中心的な考え方の人の場合だと


ウインカーなんて直前で出せばいいし、

一時停止なんて車来てなきゃ止んなくてもいいだろう?


という考えにきっとなっていて

まわりに車輛がなければウインカーは出さないし、一時停止はしないとなりがちです。


当然ですが、2種免許のドライバーであればこれがどんな危険を生み出すのか?

を容易に想定できなければなりません。



周りの状況を確認し車輛など目視で確認できない状況でも

いきなりの右左折やそれに伴う減速は、


死角となっている場所に電動バイクや最近は自転車が音もなくいることもあり、

その車輛をまきこんだりすることに繋がり大変危険です。


当然、接触事故となればご乗車いただいているお客様も御怪我をするかもしれません。


自分の進む方向や行動をまわりに早めに知らせるという行為は、

そういった意味で非常に重要であり、


タクシーで込み合う夜中の都内の国道や首都高をはじめとして、

土砂降りの時や見通しの悪い降雪時なども早目の意思表示がとにかく大切です。




一時停止のいい加減さの危険性は、


一時停止して右見て左見てとやっている間にすら

突然自転車や歩行者が現れることだってあるのに、


停止したかどうかわからないような速度というか状況では、

車の免許を持っている方ならわかると思いますが、

安全なんて確かめてないのと一緒です。


右見て左見て右見て、一体何秒必要必要でしょうか?


一時停止は当然ですがどこかに、

先が見えにくい場所などの死角があったりする場所に多く設けられています。



危険予測を行えば行うほど

道路交通法規とはよくつくられているな~

自分自身でこれをつくれと言われたらこんなにしっかりできるかな・・と

とにかく感心していますが、


逆に言えば、一時停止があることろは、

想定できないかもしれない危険があるから止るんだ!

曖昧な感じで一時的に止ることだけが重要というか、止まらなければ捕まるから・・

みたいな認識で行う考えはは捨てなさいと伝え、

しっかり停車し左右確認しろ!と怒っていた次第です。


最初は皆改めて言われて不満そうにしていましたが、

ちょうど、死角から自転車が出てきてくれたりと

重要性確認できる状況にも体験でき、

法令の重要さを再認識していただける結果となりました。


ベテラン乗務員は、俺は20年間無事故無違反だ!とか

そういった自信がどこかにあり色々と法令の重要性や本来の意味を

自分の都合のよいように解釈しがちです。


NASVAでの講習も、最初からなめきって受けている乗務員にはあまり効果を持ちません。


弊社では、今回のような講習会での運転の結果から私が色々と評価し、

次の講習会までによりよい運転にならなければそれは

2種免許のドライバーとしての職務を全うしていないことと同意となり、

役職の降格(給与の諸手当のカット)も必ず行っているので皆、

回を追うごとに丁寧になっていると思います。



当社でで行っている乗務員の指導の一例ではありますが、

いつかこの私独自の乗務員の管理方式が無事故無違反を当然として


地元のお客様からの絶大な支持を得られることを期待したいと思います。


AD