おはようございます
いよいよ本日
カムフロムアウェイ、初日❗
日本初演の、初日。
楽しんで来ますね。
※昨日アップの内容からやや追記修正しました。
さて。毎日忙しいですが
毎年３月には楽しみにしているのは
ミュージカル出版社の年間ランキング❗
先日の「大衆がつけた」ステージぴあのランキングとは、やっぱりぜんぜん違う、文化人の視点が入っている、しっかり玄人好みなラインナップが並びました。
ぴあのランキングはこちら↓
比べると面白い
わたしはAmazonで買いました💕↓
さて、２０２３年の結果をあれこれ。
審査員がつけた点数と製作会社も入れてみましたので参考にとうぞ❗
２０２３年作品賞
ぶっちぎりの１位👑
ラグタイム👑
(東宝、１４０点)
２位のムーラン・ルージュに２０ポイントも差をつけてますね↓
②ムーラン・ルージュ
(東宝、１２０点)
③ドリームガールズ
(梅芸８７点)
④スクール・オブ・ロック
(ホリプロ６２点)
⑤太平洋序曲
(梅芸５６点)
⑥ベートーヴェン
(東宝５３点)
⑦ビューティフルゲーム
(東宝４８点)
⑧バンズヴィジット
(ホリプロ４４点)
⑨チャーリーとチョコレート工場(東宝３５点)
⑨マチルダ
(ホリプロ３５点)
私が昨年観たものは、赤字にさせていただきました。
ラグタイム…圧勝。
とにかく強かった…❗
私が行ったときのレポはこちら↓
そして今年は…全体的に東宝が強い❗
あと、スクール・オブ・ロック、バンズヴィジット、マチルダなどのホリプロ作品もぴあのランキングでは入ってなかったのに、専門家からは評価されています。
萩尾瞳さんの総評でもべた褒めだった、ラグタイム。審査員２１人中１０人が最高点を入れ、３人が９点を入れるという圧倒的な支持を得ていました。
以下、全体統括の記事を書いていた萩尾瞳さんの総評↓(抜粋)
テーマの重さや、登場人物が多人種にわたるというハードルの高さから、日本上演は困難と観られていたが、白人は白、ユダヤ系はグレーを基調、黒人はカラフルな以上で色分けする秀逸なアイデアで解決。さらに、後に映画監督になるターテをフィーチャーし、彼が作ろうとする偏見のない未来像を描く映画をラストシーンに重ねた日本独自の演出が輝かしかった。シーンごとに多彩な人物を演じ分け、歌い分け、踊り分けたアンサンブルの功績も大きな舞台であった。
また、再演ミュージカルの１位が
これまたぶっちぎり。２位ウィキッドに２０ポイント以上差をつけて
①ラ・マンチャの男👑(東宝５０点)
②ウィキッド(四季２９点)
③アナスタシア(梅芸２８点)
④シャボン玉とんだ宇宙までとんだ(音楽座２５点)
⑤CRAZY FOR YOU(四季２１点)
⑥泣かないで(音楽座１９点)
⑦1789(宝塚１８点)
⑦ジキル&ハイド(ホリプロ１８点)
⑨ノートルダムの鐘(四季１２点)
⑩ファクトリーガールズ(東宝１０点)
再演部門も、私が観たことがあるものは赤字にさせていただきました。
ラ・マンチャの男に関しては
５０年以上にわたる松本白鸚さんの功績、俳優人生に敬意を表して、という面も大きいようでした。
今年の傾向としては
「初演、再演ともに重厚なテーマを扱った、いわば硬派な作品が目を引いた」(萩尾さん)
と、言えるらしい。
チケット代はどんどん高騰しているから、どうせお金をかけるならやっぱり「観たぞ❗」というパンチのある、頭の中にズシンと来るような硬派で上質な作品が評価された❔のかもしれませんね。
男優賞、女優賞もまたまた
このお二方が強かった～
男優賞１位
井上芳雄👑
８１点
女優賞１位
望海風斗👑
６３点
２人とも、２位にダブルスコア以上…。圧倒的な強さを誇りました。特に、もはやラスボスの風格❔漂う我らが井上芳雄さんは
審査員１０人が５点をつけており(満点が５点ね)もはや誰も寄せ付けない圧勝。
ジェーンエア、ムーラン・ルージュ、ラグタイム、ベートーヴェンと人間業とは思えない仕事ぶりでしたしね。
男優賞で３０ポイントを越えたのは４位まで。２位～４位は大差ない３０ポイント代。
(松本白鸚さん、柿澤勇人さん、石丸幹二さん)
５位以降は一気に得点が落ちて、１０点代に。
２７位までが１０点代と一けたが何人もいて同順位の人が多数。５位以降は正直「大差ない」印象を受けました。とにかく８０ポイント越えの芳雄さんの独り勝ち感が強かった…強すぎる。
演出家賞は藤田俊太郎さん👑
(４８点)
藤田さん、読売演劇大賞といい…強すぎる。こちらはなんと、２位に３０ポイント以上差をつけての１位👑です。
先日のぴあのランキングのときも言いましたが、これらのランキングは、あくまでも目安。
圏外でもステキな作品はたくさんありました。
観客一人一人の、舞台作品を愛する気持ちが、尊いものですよね✨
今年もステキな作品にたくさん出会えますように。
では～