チャンネル銀河で放送中の「覆流年 復讐の王妃と絶えざる愛」原題「覆流年」２２話まで視聴しました。
何のためのやり直し人生なのでしょう
陸欣然（王思懿ワン・シーイー）、霊奚が亡くなります。
陸欣然は正気を失ったふりだった・・・陸安然（邢菲シン・フェイ）の母の死は彼女の仕業だった
そして彼女は実の父に密売の罪を着せ、陸安然を殺そうと・・・彼女の仕業と知って埋めた場所を必死に聞き出そうとする慶王・穆澤（経超ジン・チャオ）。
そんな彼に対して「安然を愛しながらも虐げ疑っている。安然の前ではあなたは卑屈な犬よ」と言い、「場所は死んでも言わない」と自害。
一方、必死に手がかりを見つけ彼女が埋められている場所を見つけた斉王・穆川（翟子路ジャイ・ズールー）によって助かる安然。遠くからその様子を見つめる慶王・穆澤。
安然は陛下に３６港を束ねる双魚令と譲渡証を渡し、父を解放してもらいます。
しかしその時に陛下から「斉王と距離をおけ、２度と会うな」と約束させられます
改めて戦う決意をする安然。
まずは斉王・穆川と別れる覚悟をした上でのつかの間の二人だけの時を過ごす安然と斉王・穆川。
彼はどれほど幸せな時だったのでしょう。手作りのウサギの燭台を贈って
しかしその次の日、彼の想いは打ち砕かれます
安然は自ら嫁ぎますと慶王・穆澤に髪を切って夫婦の証しとして渡します。
ショックから酒を飲み熱を出す斉王・穆川、そんな彼を諦めさせるために「あなたはただの知己、あなたの兄を愛している。」と言う安然、そしてとどめに腕輪を投げ捨てて
でも屋敷のブドウの木が枯れ、彼を失い、やっぱり腕輪までは失えないと探しに・・・その隙に霊奚が蕭驚雀ともめて倒れた霊奚は石に頭をぶつけて亡くなります
それを知った安然は「私のせいだ・・・万全の策を練ったのに」その言葉を聞いてしまった斉王・穆川はすべて策略だったのか・・・
ついに輿入れ、その夜、安然に慶王・穆澤は自分が酒を飲まない理由を語り始めます・・・彼の過酷な生い立ち
「私は陛下にとって一夜の過ちの汚点でしかない。どんなに努力しても疎まれる。
私のやり方は嫌だろう、私も好きではない。だが選択肢がないのだ。そなたには隠し事はしない。陸家は私が守る、末永くそばにいて欲しい」と誠意と真心を見せた慶王・穆澤。
でも今の安然にはそんな思いを聞いても揺らがない、同情もしない。
わざと淡々と服を脱ぎだす・・・側室の務めだと。
そんな彼女を望んでいない、自分が誠意を見せたのに彼女のこの姿には苛立ち部屋を去る慶王・穆澤。
既にこれは安然の策だった「自尊心の高い男は屍には興味がない」
そして彼女の次の目的は霊奚を殺した蕭驚雀を片付けること
ワザと怪我し、ワザと蕭驚雀を怒られ、鞭うたれる姿を慶王・穆澤に見せる・・・
一方その頃、彼女を思って付けた名の「安心稲」が病気となり斉王・穆川は田を焼くことに・・・自然まで追い打ちをかけるのか
本当に何のためのやり直し人生なのか、先に手を打って難を逃れるはずが、形を変えて襲ってくる
逃れられないのか 人々の性格は皆過去の人生と同じだから悪辣な人たちは悪辣、思わぬ報復を仕掛けてくる。
ただ過去の人生では気づかたかった斉王・穆川の愛に気づけた。それは嬉し事だがだからこそ辛さも増した気もします。
そして新たに安然の先手が慶王・穆澤に彼女に対してより興味を持たせ、いつの間にか本気で愛していた。
しかし今更彼のそんな愛を知っても安然の復讐心は揺らがない
あー、なんだか３人とも切ないよー
陸家を守ろうと必死に策を練って戦ってきても大切な人が亡くなってしまう安然。そして愛してくれる、自分も愛した斉王・穆川を守りたい。そのためには別れるしかない。相手は陛下だから。でもあの別れ方は酷だなあー
そして純粋過ぎるから冷たく突き放した安然の想いを理解する余裕は彼にはないよね、ただただ辛く苦しい
そして今回は本気で彼女を愛してしまった慶王・穆澤。
母の死も父のことも陸家のことも陸欣然の仕業だし、霊奚を殺したのは蕭驚雀だし、陸家の財産を奪ったのも斉王・穆川と会うなと言ったのも陛下であり、慶王・穆澤ではないのに
そして愛されたことがなく歪んだ表現しか出来なかった彼が真心を見せたのに・・・安然が理解するはずない。
なんだかこの手の役の経超さん本当に見せてくれるから、彼がやっぱり一番切なく感じてしまいます
安然は陛下の言葉からより強く、怖いくらいに心動じない女性になった気がします。
そんな彼女がこれから何をするのか、ちょっと怖くなります。
ただ彼女に過去ではいなかった冬青がそばにいることはどれだけ救われているでしょう。彼女の想いを理解してくれる、そばで受け止めてくれる唯一の人よね。
これから彼女が行き過ぎたら止めて欲しい気もしますが・・・
残り８話です。どこに向かっていくのか、やり直した意味があるのか・・・見届けましょう。
すべては陸欣然の仕業
陛下の言葉に・・ つかの間の二人だけの時
穆川ショック
霊奚の死
輿入れ・・・そして策を講じる安然
棺に入るのは嫌よねぇー
