す今回は、弥勒菩( ミロク )の世〜の、6回目です。
沖縄では、弥勒菩の世のことを
ミルクユ〜
と、言います。
平和を願った琉球人が詠んだ琉歌
「戦世(いくさゆ)や済(し)まち みるく世(ゆ)ややがて 嘆(なじ)くなよ臣下(しんか) 命(ぬち)ど宝(たから)」
お金は、数字の情報ですから、性質上、無限に発行できます。
実は、単純な話です。
日本のお金には、2種類あります。
紙幣と硬貨です。
前回、紙幣も硬貨も、数字の情報エネルギーである、お金の借りの姿だと説明しました。
魂や意識が、人間になる時、男か女に分かれるみたいなイメージで捉えてください。
ただ、お金に関しては、法律とか、人間の都合があるため、ちょっと複雑で、手順が違います。
硬貨の方は、政府通貨と言います。
その発行に関しては、銀行の信用創造のような手続きは必要ありません。
閣議決定で、金額を決めて、発行できるので、国民が、そのことを知り、政治家を動かせば、1,000兆円硬貨をつくって、日本銀行におさめれば、日本に新しく、1,000兆円が増えます。
必要であれば、国民全員で、平等に分けることも、不可能ではありますん。
紙幣の方は、【宇宙銀行 と 信用創造①】から
ご説明しているように、全体像を掴むだけでも大変です。
また、信用創造は
誰かが、①借金をする時に、
②無から、お金が、生まれる
ため、ネガティブな感情を持つ人が多いのです。
①借金・・・は、良くない、利子。
②無から・・・は、錬金術、ずるい。
ですから、数年前にスイスで、信用創造による、お金の発行を、廃止しようと言う、国民発案まで起きました。
その流れは、日本にも飛び火しています。
信用創造が嫌われる原因は、あの有名な、ミヒャエル・エンデの遺言にあります。
信用創造でお金をつくると、大問題が起きると言う話です。でも、信用創造が、利子が、問題ではないんです。本当の問題は、そこではなかったのです。
信用創造は、冤罪です。
そもそも、信用創造を、悪者にする前に、しっかり取り調べをする必要があります。
信用創造は、人類が発明したお金のつくり方と言うよりは、
偶然の発見 ( ゴールドスミス )
のようです。
後々、「お金の起源」で、ご説明します。
まずは、全体的に、イメージできることが先決で、理屈は後からついてきます。
では、前回の復習です。
↓の、マトリョーシカは、信用創造の
預金準備率何%
のイメージでしょうか?
はい。
これは、信用創造、預金準備率50%のイメージです。
では、これは、どうでしょうか?
はい。そうです。
預金準備率 1% のイメージです。
預金準備率 1% なので
・本源的預金は、100
・次のクローン的お金は
100 × 0.99 = 99
・さらに、その次のクローン的お金は
99 × 0.99 = 98.01
・さらに、その次のクローン的お金は
98.01 × 0.99 = 97.0299
と、お金が生まれていきます。
結局、どれだけのお金が生み出されるか?
は、無限等比級数の和で、求められます。
信用創造額 = 本源的預金 ÷ 準備率 - 本源的預金
ここでは、本源的預金は100 、準備率 0.1
なので、
信用創造額 = 100 ÷ 0.1 - 100
= 1,000 - 100 = 900
オリジナルマトリョーシカが、100で
準備率 0.1 の時
100 ÷ 0.1 = 1,000 で、
マトリョーシカ全部の合計は、1,000
増えたクローンマトリョーシカの合計は
1,000 から オリジナルマトリョーシカ 100 を
引いた
1,000 - 100 = 900
900 になります。
次回は、覚醒の一歩手前までいけます。