「私の思う地域で支える親子の支援 応援アクションvol.7」

このところ私が本業としている子育て支援コーディネーター(利用者支援事業)では令和7年度の保育所入所についての調整相談がここのところ多くあります。

12月に入所申し込みをした後、一旦受理されホッとしたのみ束の間、この時期はその後の調整に向けて個別の聞き取りがはじまっていて連絡を受けた方が焦って相談に来られるという状態です。

育休復帰であっても、まだまだ望む保育施設の利用が難しいんだなぁ。本当に本当にそれが現場レベルです。

で、国が進めているこども誰でも通園制度

すべての乳幼児の子どもを育てる親たちに子どもと少し離れる時間を保証してあげたい気持ちは強くあるけれど、実際のところなかなかなかですね~

だからといってあきらめるのではなく、一人の大人としてできることを一つずつ・・・

昨日の犬山紙子さんのメッセージが子育てママに向けたエールだったので、今日は今年のノーバディズパーフェクトプログラムに参加した井上康愛さんから寄せられたメッセージを紹介させていただきます。私もかつてやすちゃんと同じ思いを抱えた当事者の一人でした。「当事者性」この気持ちをいつもいつもを忘れないようにしながら、寛容な「複眼」を持てる人になりたいと文章を読みながら感じました。

やすちゃん、ありがとう。

いつでもお話にきてくださいね♡

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私は県外出身ということもあり、子どもを出産した時から、いわゆるワンオペ育児を当たり前にしてきました。

どこに行くにも子どもありきで考えて動くため、行ける場所も限られます。

私の住んでいる地域にも保育園等での一時預かり制度はありますが、利用希望者が多く、簡単に利用することは難しい状況です。

私が子育てに関する勉強会等に参加したくとも、子どもと一緒だと落ち着いて話を聞くことは難しいと幾度も感じてきましたし、参加することを諦めることも多かったです。

私の経験からもひとり育児の状況で、母親は孤独を感じやすくなるのだと強く思います。

母親以外の地域の人がその子への理解があること、地域の人々の複眼で、子ども達の成長を見守ること、これが出来れば、母親の孤独感は少しは軽減されるのでないかと私は考えます。

令和6年度NP受講者 

井上康愛