韓国企業はUターンしないニカ? | こりあうぉっちんぐ

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2018/2/16 朝鮮日報

【社説】本国Uターン企業、韓国2社・日本724社という現実

 

 

 

 

 

 昨年、日本の製造業による雇用が7年ぶりに1000万人を突破した海外に移転した工場が続々と日本国内にUターンしたことが主な理由だという。日本政府の調査によると、1年間で海外に生産設備を持つ日本企業の11.8%が生産を何らかの形で日本に移転した。トヨタや日産は年産10万台規模の北米の生産ラインを日本に移転した。資生堂も35年ぶりに日本国内に工場を建設することを決めた。大企業から中小企業まで、規模や業種を問わずに企業の「本国復帰」がブームとなっている

 

 日本企業のUターンは日本がそれだけ企業が経営しやすい環境に変わったことを示している。企業の海外脱出に苦しんだ日本は2000年代以降、首都圏の規制をはじめ、さまざまな規制を減らし、雇用市場の柔軟化を図るなど企業誘致に総力を挙げた。安倍政権は法人税率を引き下げ、露骨な円安誘導も行い、企業のコスト負担を軽減した。その結果、高コスト・規制だらけの日本が魅力的な生産拠点に生まれ変わった。海外法人を撤収し、日本に回帰した企業は2015年だけで724社に達した。これが青年が職場を選ぶ「売り手市場」の原動力となった

 

 

(中略)

 

 韓国企業が海外で雇用する勤労者は286万人に達する。その10%を国内に回帰させるだけでも、政府による今年の雇用増加目標(30万人分)を軽くクリアできるはずだ。しかし、韓国企業のUターン実績は毎年1桁台で、昨年1-8月は2社にすぎなかった。韓国は規制王国、労組王国だからだ企業が馬鹿ではない以上、韓国に戻ってくる理由はない追い打ちをかけるように、新政権は企業の負担を増やす反企業政策を相次いで打ち出している

 

 企業が世界地図を広げ、投資先を選ぶ時代だ。企業はあっという間に海外に逃げてしまい、一度逃げた企業が帰ってこない国の経済は成長できないし、雇用も生まれない。政治に溺れ、明らかな事実を直視していないだけだ

 

 

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/02/15/2018021500879.html

 

 

引用ここまで

 

 

 緑色の文字列は関連記事へのリンクです

 

 

 

 朝鮮日報は韓国企業が韓国内に投資したがらないのを寅さんのせいにしたいようですが、そういうことではありません。

 

 2009年12月7日の中央日報は既に”現代・起亜自動車が海外生産でトヨタを上回ると予想する理由は、トヨタが規模を減らしているのに対し、現代・起亜自動車は持続的に拡張しているためだ”・・・と書いていましたよ

 

 まあ現代・起亜が海外生産を拡張する理由が”労組との対立的な関係が最も大きな原因だ”・・・というのがアレなんですけどね。

 

 とにかく韓国の、特に現代自の労組などは、ひたすら賃金上昇を求めてストばかりやっていますからねえ。その結果、確かトヨタの社員より高給を貰っているような

 

 その結果として”韓国国内にある現代自の工場は1台当たりの投入時間(2011年基準)が31.3時間で、最も高い数値を示している。これに対し、現代自アラバマ工場は14.6時間、現代自北京工場は19.5時間にすぎない”・・・ということになっているわけですが、これじゃ”企業が馬鹿ではない以上、韓国に戻ってくる理由はない”・・・というのは当然のことで。

 

 しかも”追い打ちをかけるように、新政権は企業の負担を増やす反企業政策を相次いで打ち出している”・・・韓国の身の丈に合わない最低賃金の引き上げとか法人税増税とかねえ。

 

 まあサヨクの方々の経済政策というのは世界で共通したものがありますからね。「生産よりも分配」ですな。

 

 何度も書きましたが、郷土の英雄、田中角栄は金権政治家と非難されましたが、実際の政策は社会主義的なものが多かったんです。社会党の主張なんぞは角栄が実施してしまったんですな。

 そういう分配政策を支えたのが日本の高度成長。

 

 ええ、パイが拡大し続けたから角栄も切り分けられたんですな。そういう政策の延長にあるのがふるさと納税でしょうが、韓国じゃ難しいと思いますよ。

 

 ”政治に溺れ、明らかな事実を直視していないだけだ”・・・韓国人と日本のサヨクに共通しているのは朱子学的思考法ですからねえ。

 事実を無視せよ!ですな。しかし経済というのは冷厳な事実の結果ですしねえ。

 

 

 

 

 

 

 2月も半ばを過ぎたのに雪が・・・・・・