IMFが勧告ニダ | こりあうぉっちんぐ

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2017/7/13 中央日報(韓国経済新聞)

韓経:IMF「世界的な流動性縮小…急激な資本流出に対応を」=韓国

 

 

 

 

 米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げと保有資産の縮小に動き出し、国際金融市場で流動性の縮小が懸念される中、国際通貨基金(IMF)が急激な資本流出に対応するべきだと勧告した。特にIMFは、為替健全性負担金措置の緩和が資本流出の対応手段になると助言した。 

(中略)

  IMFは一例として韓国の為替健全性負担金制度を挙げた。為替健全性負担金は金融危機後の過度な短期外貨資金流入を管理するため2011年8月に導入された。先物為替ポジション制度、外国人債券投資課税などとともに「マクロ健全性3セット」と呼ばれる。 

  こうしたマクロ健全性措置が資本流出の対応にも有効だというのがIMFの見解だ。IMFは「資本流出時はマクロ経済政策・構造改革などを通じて対応するべきだが、マクロ健全性措置の緩和も追加の政策手段として活用が可能だ」とし「措置緩和のための政策余力をあらかじめ確保しておく必要がある」と強調した。 

 

http://japanese.joins.com/article/214/231214.html?servcode=300&sectcode=300

 

 

 

引用ここまで

 

 

 緑色の文字列は関連記事へのリンクです。

 

 

 先日の朝鮮日報は”なぜIMFは韓国政府に根掘り葉掘り質問するのか”・・・と不満そうな記事を書いていましたな

 そりゃ君たちのことが心配だから今回も勧告してくれたんでしょ。転ばぬ先の杖ですな。

 

 しかし中央日報、いや韓国経済新聞はIMFの勧告を曲解しているのかな?

 

 IMFは”為替健全性負担金措置の緩和”・・・について助言しているのに君たちは”こうしたマクロ健全性措置が資本流出の対応にも有効だというのがIMFの見解だ”・・・と・・・・・本気で受け取っているのかな?

 

 ”為替健全性負担金は金融危機後の過度な短期外貨資金流入を管理するため2011年8月に導入された”・・・要するに銀行の非預金性外貨負債に契約満期別に負担金を課すというものなんですな。

 

 2011年4月7日の中央日報によれば、東日本大震災後の急激な短期性外資の流入に対して”「洪水」(急激な資本流入)を防ぐために「ダム」(規制装置)を急いで築かなくてはならなかった”・・・ための規制なんですね。

 

 要するに外資の流入を規制しようというもので、流出の対応に有効な規制じゃないんですが。

 

 そういえば最近はあちこちでマイナス金利などを採用しておりますが、数十年前にスイスの銀行がそれを採用したことがありました。といっても外国人の預金に対してだけだったんですけどね。

 

 当時は逆金利と呼んでいたかと思いましたが、インフレ気味の国から安定しているスイスフランを選好して、やたらに外国人の預金が増えるとスイス国内に過剰流動性が発生しますから、外国人の預金にだけマイナス金利を付けたんです。

 

 為替健全性負担金も別名銀行税と呼ばれていたかと思いましたが、スイス銀行と同じような措置ですな。

 

 要するに外資追い出し政策なんですが、これが資本流出の対応にも有効というのには疑問符が・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 下駄箱掃除のアルバイトもいなくなり・・・・・・