2016/12/4 朝鮮日報
婚姻件数の減少続く、「結婚氷河期」の韓国
(前略)
結婚したくない、あるいは結婚をあきらめた未婚の男女が韓国で増えている。韓国国内の婚姻件数は2011年から5年連続で低下し、「結婚氷河期」という言葉まで登場している。統計庁が30日に発表した資料によると、1-9月の婚姻件数は20万6000件で、前年同期に比べ1万4250件(6.5%)減少した。今年通年では28万件ほどと、例年より大幅に少なくなる見通しだ。
(中略)
結婚氷河期が到来した背景について、統計庁は▲婚姻年齢層の男女の急減▲不況に伴う就職難▲結婚を必須ではなく選択事項と捉える価値観の変化―が主な原因だと分析している。
(中略)
■20代の半数「結婚は選択」
統計庁の調査によると、結婚を「必ずすべき」と答えた20代の回答者は10年の16.9%から今年は6.5%に低下した。一方、「結婚は選択」との回答は同期間に35.5%から50.4%に上昇した。順天郷大学のキム・ヨンハ教授は「韓国では結婚は新しく家を構え、大きな結婚式を開くなど、全てを整えてするもの。結婚にカネがかかるせいで、結婚を選択事項と考える人は増え続けるだろう」と話している。
就職難で失業者や非正社員が大量に生まれ、結婚適齢期の男女の懐事情は厳しくなるばかりだ。国民年金公団の統計によると、年収2400万ウォン(約230万円)以下の男性就業者は25-29歳で53%、30-34歳でも36%を占める。就職しても、結婚したり結婚生活を維持したりするのが大変な低所得者がそれだけ多いということだ。
(以下略)
金東燮(キム・ドンソプ)保健福祉専門記者
1 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/12/02/2016120201595.html?ent_rank_news
2 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/12/02/2016120201595_2.html
引用ここまで
緑色の文字列は関連記事へのリンクです。
”結婚したくない、あるいは結婚をあきらめた未婚の男女が韓国で増えている”・・・4月の中央日報は”女のいない男たち”・・・というコラムを書いていましたな。
どうでもいいんですが、わざわざ村上春樹なんぞを引用するんじゃねえよ。日本じゃなあ・・・・・・と大見得を切れないのがアレですなあ。
ええ、日本でもほぼ同じような事情がありますから。
それでも日本は外国政府から自国女性との結婚を禁止されるような目には遭っていないから、韓国よりは有利なんですけどね。
”就職難で失業者や非正社員が大量に生まれ、結婚適齢期の男女の懐事情は厳しくなるばかりだ”・・・日本には韓国のような就職難はありませんが、経団連が馬鹿でしてねえ。
グローバリズムとかいう寝言を信奉したのがイケナイんですね。アメリカが本家ですが、おかげで企業は安い賃金を求めて海外に投資し、国内は・・・・・・「貧困大国アメリカ」ですな。
しかしヘンリー・フォードは自社工場の工員に2倍の賃金を出していたぞ。
ええ、フォードは自社の工員は同時に顧客であることを知っていたんですな。
”就職しても、結婚したり結婚生活を維持したりするのが大変な低所得者がそれだけ多いということだ”・・・日本でもアメリカでもね。
個々の企業にとっては従業員の賃金の低下は収益の拡大につながりますからイイコトなんです。
しかし、それが社会全体となると・・・・・・合成の誤謬ですな。
隠居?カネはあるんですけどねえ。コペンを乗り回すくらいには。
それでも独り身であったのは?諸々の哲学的その他の問題が・・・・・・
モテなかっただけではないかと・・・・・・
あっ、何するニダ!