この週末は、20代から30代の大人の女性の『お箸の持ち方レッスン』『大人マナーベーシックコース』のレッスンが続きました。
大人の方が続く時とお子様が続く時と、はっきり分かれるのが不思議なところ
髪は女の命
といわれるように、髪は女性にとってとても大切なものですね。
私の生徒さんたちも、よくお手入れされたサラサラの美しい髪でレッスンにお越しくださいます。
美しい
って、ただそれだけで周りの方を幸せにしますね
レッスンで真剣に学ばれている最中に、一本の髪がテーブルの上に落ちることもあります。
生徒さんがお気づきにならない場合は、私がそっと摘んで捨ててしまいますが、その様子に気づかれた生徒さんは、
「ありがとうございます」
「すいません」
どちらかをおっしゃってくれます
有り難いこと
この日は、私が気づいた瞬間に生徒さんも気づいてくださいました。
「はっ！」と目が合う私たち・・・
私が手を伸ばそうとすると、生徒さんが先に、さっと髪を摘んでご自分のバッグにしまわれていました。
なんてよくできたお嬢さん
とても嬉しく幸せな気持ちになったのは、言うまでもなく
レッスン中に消しゴムを使った際に、消しゴムのゴミをティッシュに包んでそっと持ち帰ってくださった生徒さんもいらっしゃいました
さりげないほんの少しのお気遣いとお心配り
こんなところに女性としての嗜みを感じます
私の厳格なマナーと英語のイギリス人の先生が、事あるごとに、
Leave everything as you find it, or bettered.
（元に戻すか、さらに良い状態にして返しなさい）
と、おっしゃっていたことを思い出します。
この記事を読んで、
「面倒くさ〜い」と思うのか、
「私もそうありたい」と思うのか・・・
どちらの思いに沿っていくかによって、この先の人生が大きく大きく変わっていくと思っています。
Finishing School・ノーブルリリーについては