北京冬季オリンピックまであと1302日 

(2022年2月4日開会式)

この本を読むことは、あなたの人生における最高の冒険になるだろう。

 

『7つの習慣』はすでに30ヶ国語以上に翻訳され、版を重ね、1,000万部を超える記録的な売り上げを達成している。今回、日本語の全訳が完成されたことで、日本人もこの『7つの習慣』の感動を味あうことになる。

 

『7つの習慣』を勉強することで、あなたは次の結果を期待することができるだろう。

●真のリーダーになり、マネジメントの本質を知る。

●人生における明確な目的と方向性を持つようになる。深いコミュニケーションをとる方法を知ることで、周りの人たちとの充実した人間関係をつくる。

●忘れていた人間本来の暖かさを取り戻し、本当の喜びを生活の中で味わえるようになる。

●他人との協力を通じて、無限の資源を活用する方法を知る。

●家族などの大切な人間関係を築き直す鍵を学ぶ。

 

 

7つの習慣

スティーブン・R・コヴィー著

ジェームス・スキナー  川西茂/訳

1996年12月25日 初版第1刷発行 

1997年10月29日 初版第33刷発行 より引用・転載します

 

 

 

第二部 私的成功

第二の習慣  目的を持って始める

人生の新しい脚本

  前にも述べたように、主体性は「自覚」という人間独特の性質に基づいている。しかし、主体性を向上させ、自己リーダーシップを可能にする人間の独特の性質が、ほかに二つある。

それは、「想像力」「良心」である。

  「想像力」により、自分の中に秘められた潜在的な可能性を発見し、将来について考えることができる。また「良心」によって、普遍の原則や自然の法則を理解し、自分自身の独自の才能や貢献する能力を意識することができる。そして、それを開発するために必要な個人的なガイドラインを打ち出すことができる。「自覚」と合わせて、この三つの性質が私たちに自らの脚本を書き直す力を与えてくれるのだ。

  私たちは他人から与えられた多くの脚本を頭の中に持って生活している。そのため、自分自身の脚本を書き直す、あるいはパラダイム転換を図るプロセスが必要になる場合がある。自分の持っている非効果的な脚本や不完全なパラダイムに気がつけば、主体的にその脚本を書き直すことができる。

  この脚本を書き直すプロセスの感動的な一例は、エジプトの前大統領アスワール・サダトの自叙伝に見ることができる。

 

    イスラエルを深く憎むように教育され、脚本づけされていたサダトは、かつてテレビ

  カメラに向かい、次のような発言を繰り返していた。

  「イスラエルがアラブの土地を一坪たりとも占領している限り、私は決してイスラエル人

  と握手などは絶対にしない。絶対にしない!永遠にしない!」

  そして国中の群衆も一緒に唱えた。

  「絶対にしない!永遠にしない!」

  その脚本のもとに、サダトは全国民のエネルギーを引き出し、意識を統一した。

    このイスラエルと敵対する脚本は、非常に自立的な脚本だということを、サダト自身も 

  理解していた。この考え方は、エジプトとイスラエルは実質的な相互依存関係にあると

  いうことを無視していたため、大変危険なものであった。

    はたしてサダトは、自分自身の脚本を書き直す機会を得ることになった。彼は

  ファルーク王を倒す陰謀にかかわったため、カイロ中央刑務所の54番の独房に監禁

  されたのだ。彼は独房の中で考え、自分自身のパラダイムが妥当なものかどうかを

  見つめ始めた。深い瞑想(めいそう)聖典の研究、そして祈りを通して、彼は自らの

  脚本を書き直す能力(ちから)を身につけた。

    後に自叙伝の中で、彼は独房を離れたくない気持ちもあったと書いている。

  なぜならば、彼はその刑務所で真の成功の意味を学んだからである。それは物や

  お金を獲得することではなく、自分自身に打ち勝ち、自制する力を持つことだと悟った

  のだ。

    ナサル政権の間、地位に恵まれなかったサダトは、周囲の人間から、もう断念して

  しまったものと思われていた。しかし、そうではなかった。人々は自らのパラダイムを

  通してサダトの行動を解釈していたにすぎない。彼の本当の思いを理解していなかった

  のだ。彼は時機を待っていただけだった。やがて、その時機に至り、サダトは大統領の

  座についた。そして、当時の政治的な現実を直視し、自分がイスラエルに対して

  抱いていた消極的な脚本を書き直した。エルサレムのクネセット(イスラエルの国会)を

  訪問し、歴史的な和平交渉を開始した。それはやがて、キャンプ・デイビッド・アコード

  という平和条約の締結に至ったのである。

 

  サダトは自分自身の自覚、想像力、良心の能力(ちから)を用い、自己リーダーシップを発揮することにより、自分の基礎的なパラダイムを転換し、イスラエルに対する自分の見方を変えることができた。そして、そのパラダイム転換はサダトの影響の輪を劇的に拡大させ、何百万人という人々の生活に平和をもたらしたのである。

 

  自分自身の内面を見つめ、自覚を育成するにつれて、多くの人々は非効果的な脚本を持っていることに気がつく。これらの脚本に根強い習慣の源となる。多くの場合、私たちの真の価値観と全く合わないものになっていることもある。しかし、第二の習慣は、そうした脚本を持ち続ける必要はないということを教えてくれる。私たちは、想像力を生かし、より効果的で、自分の最も深い価値観に合った、原則に沿った脚本をつくり出す能力(ちから)と責任を持っているのだ。

  例えば、私は自分の子供に対していつも過剰に反応しているとしよう。子供たちがいけないことをやり始めるや否や、私の中に緊張が高まり、無意識のうちに闘う用意を始める。今、私が集中しているのは子供の長期的な成長や彼らとの良好な関係ではなく、目前の子供の行動なのである。つまり、私は戦争全体に勝つよりその場限りの争いに勝とうとしているのだ。

  あらゆる武器を持ち出す――体の大きさ、腕力、権限など。怒鳴ったり、脅したり、罰を下したりする。そして、勝つ。その結果、破壊された人間関係の破片の中に立ちすくむことになる。子供は上辺(うわべ)では私に服従するかもしれないが、内心は反抗的な気持ちが募り、その気持ちが後々(のちのち)になって思わぬ形で表面化することになる。

  ここで、最初に想像した葬儀の場面に立ち返ってみよう。子供が弔辞を述べようとしている。その人生経験がその場しのぎの応急処置的な争いの積み重ねではなく、愛ある教え、訓練、躾(しつけ)の結果であってほしいと思う。私のことを思い出すとき、その成長の喜びと悲しみを共に分かち合った愛情深い父親だったと覚えていてほしい。子供が抱えている問題や心配事を打ち明けてくれたとき、良い聞き手となり、愛を示し、子供を助けた父親だったと思っていてほしい。完全ではないが精一杯頑張った父親だったというふうに、覚えていてほしい。そして何よりも、世界中の誰よりも子供を愛していたということを記憶にとどめておいていてほしい。

  なぜそう望むかというと、私は心の奥底から深く子供を愛し、大切に思っており、子供を助けたいと願っているからである。そして、彼らの父親としての自分の役割を大切に思っているからだ。

  しかし、常日頃その価値観を意識しているとは限らない。どうでもいい些細(ささい)な事柄に目が眩(くら)むこともある。また、生活の差し迫った問題や子供の表面的な悪い行動に気をとらわれすぎて、本当に重要なことを見失ってしまうこともあるだろう。やがてそのために私は反応的になり、日頃の子供に対する接し方も、彼らに対する私の本当の気持ちを反映しないものとなってくるのだ。

  ところが、私には自覚想像力良心があるので、自分の奥底の価値観を見つめることができる。そして自分の実行している脚本は、その価値観に基づいたものではなく、意識的に選択したものでもなく、つまり第一の創造を周りの状況やほかの人に委ねた結果だということに気がつくことができる。私は変わることができる。記憶に基づいてではなく、想像力に基づいて生活することができる。私たちは、自分自身を制限する過去ではなく、自分自身に無限の可能性を与えてくれる将来に生きることができる。私たちは、自分で第一の創造を行なう人になれるのだ。

  目的を持って始めるということは、生活の中で様々な役割を果たすときに、明確な価値観に基づいて行動することである。自分の第一の創造に対する責任をとることである。また自分の行動や態度を左右するパラダイムが、自分の最も深い価値観や正しい原則に合ったものになるように自分自身の脚本を書き直すということである。

  それを踏まえたうえで、毎日その価値観をしっかりと頭において一日を始めるのだ。そうすれば、様々な出来事や試練に出会ったとき、その価値観に基づき反応を選択することができるようになる。誠実・廉潔(れんけつ)に行動することができるようになる。その時折の感情や状況に反応する必要はなくなり、真の意味で主体的な人になることができる。それは、価値観が明確になっているからである。

 

 

 

 

内容紹介
全世界3,000万部、国内180万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。

今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。
よりわかりやすく理解しやすい完全訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』。
豊かな人生を望むすべての人にお届けします。
出版社からのコメント
『7つの習慣 成功には原則があった! 』が、スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に新たに訳し直され、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』として刊行いたします。

日本語に翻訳されて17年。ベストセラーの「7つの習慣」を、なぜ新たに訳し直さなければならなかったのか。そしてどう変わったのでしょうか。


●不透明な時代だからこそ人格主義! 
今回の『完訳 7つの習慣』刊行に際して、著名な方々にインタビューさせていただきました。その中で、皆さんから言われる共通のポイントは、実は「副題が今までオリジナルのものではなかった」ということをお伝えしたことに対する反応です。それは「人格主義の回復」ですとお話すると、皆さん「なるほど! 」とうなられるのです。この言葉を聞いて、それは今の時代の流れに合っていると確信しました。「人格主義の回復」はコヴィー博士本来の意図であり、そのミッションに基づいて『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』を世に出すことは非常に大きな意味があると考えています。
●変わらない軸で激動の時代を乗り切る
人格主義の土台となるのが、時代を通して変わらない軸となる原理原則です。コヴィー博士は、今回の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』に収録した「はじめに」の中で、時代が変われば「7つの習慣」も変わるのかという問いに対して、いや、これは原理原則なので、時代が変わるからこそ、逆に変わらない軸となり支えとなっていくと答えられています。むしろ今日の激動の時代だからこそ、多くの人たちが変わらない軸を必要としており、「7つの習慣」が日本人に受け入れられた結果として、現行版が168万部にもなったのだと思います。
●コヴィー博士の想いをきちんと伝えていくこと
今回やりたかったことは、『7つの習慣』というブランドの浸透より、コヴィー博士をブランドとして確立することです。アメリカではピーター・ドラッカーとスティーブン・R・コヴィー博士の知名度はあまり変わらないのですが、残念ながら日本での知名度に大きな差があります。コヴィー博士の名前をきちんと伝えていくこと、そして『7つの習慣』を知っていただく必要があります。コヴィー博士が考えていた本当の「7つの習慣」を伝えるため、またコヴィー博士というブランドを確立するため、コヴィー博士本来の哲学や思想を一番大切するために、新たに訳し直したのです。
●原著に忠実にかつ老若男女にもわかりやすい翻訳
新たに翻訳し直す際の基準は、とにかく原書に忠実ということです。とは言いながら読者は日本人ですから、日本語としてわかりやすいことが大前提となります。この2つを軸に、習慣名も含めて聖域は持たずに完全にゼロベースで、コヴィー博士が本当に伝えたいと思っていることが伝わる訳になるよう徹しました。もう一つの指針として、現行版はビジネスパーソンを意識して翻訳され、それはサブタイトル「成功には原則があった! 」にも反映されていますので、今回はより幅広い読者にも理解できるわかりやすい訳を心がけました。私たちは、「7つの習慣」を子ども向けに展開した『7つの習慣ティーンズ』やより一般読者向けに展開した『まんがと図解でわかる7つの習慣』など、かなりプロダクトラインも増え、多岐にわたって『7つの習慣』を紹介しています。そういう点でも、老若男女すべての日本国民が親しめる『7つの習慣』という点も意識しました。
●コヴィー博士の意図を生かした習慣名に変更
コヴィー博士本来の意図を伝えるために、習慣名も2つを除いて変えました。まず第1の習慣「主体性を発揮する」は原著では「Be Proactive」であり、「Be=なる」というニュアンスを生かして「主体的である」と訳し直しました。そして、第2の習慣は原著の「Begin with the End in Mind」に込められたコヴィー博士の意図を汲んで「終わりを思い描くことから始める」に変更しました。第3の習慣も原著の「Put First Things First」に込められた想いを生かして、「最優先事項を優先する」としました。第4の習慣「Win-Winを考える」は変わりません。大きく変わったのが第5の習慣です。原著の「Seek First to Understand, Then to be Understood」の「Seek」の「求めていく」というニュアンスを出して「まず理解に徹し、そして理解される」としました。第6の習慣は今では「シナジー」が一般的であり、また原著の「今生み出す」というニュアンスを生かして「シナジーを創り出す」に改めました。最後に第7の習慣「刃を研ぐ」は現行通りです。
●さらに多くの人に読んで実践していただくために
日本で『7つの習慣』はベストセラーとして紹介されていますが、まだ本当の意味では浸透していないと思います。これから10年、20年先の何百万人というお客様、今日生まれたような赤ちゃんが20年後に『7つの習慣』を手に取るような未来を考えていくと、現在の販売部数はまだごく一部だと思っています。よりわかりやすく訳し直すことで、幅広い読者に理解していただけるようになりましたので、一層の普及に弾みをつけたいと考えています。読みやすくなったことによって「7つの習慣」がより身近になり、途中で挫折することなく日々の行動に生かすことが容易になったと確信しています。

 

 

 

 

7つの習慣 目次

第一部 パラダイムと原則について

インサイド・アウト(内から外へ) ― 3

  人格主義の回復 ― 8

  真の成功とは ― 12

  見方が変われば世界が変わる ― 15

  大きな改善を望むならパラダイム転換 ― 24

  見方があり方を決める ― 28

  原則中心のパラダイム ― 29

  成長はプロセスである ― 34

  問題の見方が問題である ― 41

  インサイド・アウトという新しい考えのレベル ― 45

 

人生の扉を開く「7つの習慣」 ― 50

  習慣の三つの要素 ― 52

  相互依存への道 ― 54

  『ガチョウと黄金の卵』の教訓 ― 61

  人・物・金、鍵はバランスにある ― 63

  組織の目標達成能力 ― 66

  この本の活用方法について ― 71

  変化の扉を開く ― 72

 

第二部 私的成功

第一の習慣  主体性を発揮する ― 77

自己責任の原則 ― 78

  社会通念というゆがんだ鏡 ― 80

  刺激、反応、そして選択の自由 ― 82

  人生の責任を引き受ける ― 86

  頭と率先力を使いなさい ― 92

  作用するか、作用されるか ― 94

  言葉が「自己達成予言」になる ― 96

  影響の輪と関心の輪 ― 101

  すべての問題は影響できる ― 108

  影響の輪を広げる ― 110

  「持つ」か「なる」か ― 113

  成功は失敗の彼方(かなた)にある ― 117

  生活の主導権を取り戻す ― 119

  三十日間のテスト ― 120

  「第一の習慣 / 主体性を発揮する」-応用の提案- ― 122

 

第二の習慣  目的を持って始める ― 124

自己リーダーシップの原則

  成功のはしご ― 126

  すべてのものは二度つくられる ― 129

  意図するか放任するか ― 131

  リーダーシップとマネジメント:二つの創造 ― 132

  人生の新しい脚本 ― 136

  個人的なミッション・ステートメント ― 141

  中心から変わる ― 145

  生活の中心におくもの ― 148

  あなたの生活の中心は何か ― 160

  原則中心の生活 ― 168

  個人的なミッション・ステートメントを書く ― 178

  家族のミッション・ステートメント ― 192

  組織のミッション・ステートメントの大きな力 ― 195

  「第二の習慣 / 目的を持って始める」-応用の提案- ― 204

 

第三の習慣 重要事項を優先する ― 206

自己管理の原則

  自由意志の力 ― 209

  時間管理の四つの世代 ― 211

  生き方を変える第二の領域 ― 213

  ノーと言える喜び ― 222

  第二領域に入るためには ― 226

  新しい時間管理のツール ― 229

  時間管理への旅立ち ― 232

  原則に忠実、スケジュールに柔軟 ― 237

  第四世代の進展 ― 242

  デレゲーションによりPとPCの双方を高める ― 243

  使い走りのデレゲーション ― 245

  完全なデレゲーション ― 247

  第二領域のパラダイム ― 257

  「第三の習慣 / 重要事項を優先する」-応用の提案- ―258

 

第三部 公的成功

相互依存のパラダイム ― 265

  信頼残高という名の財産 ― 270

  信頼残高をつくる六つの大切な預け入れ ― 274

  愛の法則と人生の法則 ― 289

  P(目標達成)の問題はPC(目標達成能力)の機会である ― 295

  相互依存の習慣 ― 296

 

第四の習慣 Win Winを考える ― 297

人間関係におけるリーダーシップの原則

  人間関係の六つのパラダイム ― 301

  Win Winを支える五つの柱 ― 317

  「第四の習慣 / Win Winを考える」-応用の提案- ― 346

 

第五の習慣 理解してから理解される ― 348

感情移入のコミュニケーションの原則

  人に影響を与える鍵は人に影響されることだ ― 351

  相手を本当に理解するためには ― 354

  処方する前に診断する ― 361

  四つの自叙伝的な反応と感情移入 ― 364

  理解することがWin Winの扉を開く ― 378

  エトス・パドス・ロゴス、効果的なプレゼンテーションとは ― 381

  一対一、相手の目を通して人生を見つめる ― 385

  「第五の習慣 / 理解してから理解される」-応用の提案- ― 388

 

第六の習慣 相乗効果を発揮する ― 390

創造的な協力の原則

  コミュニケーションのアドベンチャー ― 393

  カオスの彼方(かなた) ― 395

  ビジネスにおける相乗効果 ― 399

  一プラス一は千六百?! ― 402

  第三の案を探し出す ― 405

  マイナスの相乗効果 ― 410

  相違点を尊ぶ ― 415

  「成功」を妨げるブレーキをはずせ ― 418

  自然界のすべてが相乗効果的である ― 424

  「第六の習慣 / 相乗効果を発揮する」-応用の提案- ― 427

 

第四部 再新再生

第七の習慣 刃を研ぐ ― 431

バランスのとれた自己再新再生の原則

  再新再生の四つの側面 ― 433

  あなたの思いが相手を活かす ― 452

  再新再生のバランス ― 455

  「7つの習慣」における相乗効果 ― 458

  上向きの循環 ― 461

  「第七の習慣 / 刃を研ぐ」 -応用の提案- ― 465

 

再びインサイド・アウト ― 466

  世代を越えて生きる ― 474

  流れを変える人になる ― 477

  個人的な追伸 ― 480

 

付録

  引用文の人名録

  様々な中心から発生する見方・捉え方

 

  

 

 

 

 

大丈夫、なんとかなる 
今日一日に出会った全ての人々に感謝 
いい夢を見て下さい 
おやすみなさい


 

 

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≪口だけで、描く男。≫

 

 

flatman.『グロブログロググ‐‐タジログ‐‐』

 

脊髄損傷で寝たきり。
首から下がまったく動かない。


 

それでも、
プロの絵描きになることを本気で目指している。


製本職人の祖父の影響で
紙とペンを玩具に幼い頃を過ごす。
言葉より先に絵を描く事を覚えた。
絵を描く事は日常の一部で
欠かす事の出来ない大切な事だった。

幼い頃に父を亡くし、
それ以来、
不安定な精神状態を
落ち着かせるのも絵を描く事だった。

高校生の頃にドロップアウトする。
その間も精神を安定させるために
ただひたすら描き続けた。

しかし、数年後に社会的に復帰してからは
絵に対して真摯に向き合うことが出来なくなった。

描かないままそのうちに
いつか描けるようになるだろう、
またその時に描けばいいと思いながら
大学生活を過ごしていた。

21歳の春、絵と同じくらい自分とって大切で、
生活の中心になっていた
スノーボードの事故で首の骨を骨折し、
脊髄損傷で首から下の体の自由を失う。
いつでも描けるだろうと思っていた絵を描く事が
本当に出来なくなってしまった。

筆を口にくわえて絵を描いている
作家が何人もいるのは知ってはいたが、
もう動く事が出来ないと認る勇気が無く
自分は筆をくわえる事は出来なかった。

寝たきりになってから全く描けないでいたが
最近になって描く事に対する欲求には勝てないと感じ
口だけでPCを操作し描き始めた。

今思う事、『なぜ描ける時に思う存分描かなかったのか。』



 

自己紹介

はじめまして。
flatman.です。
スノーボードによる事故のため、
頚椎部脊髄損傷(C4・C5)
(cervical spinal cord injury)で
首から下の自由を失いました。
病院のベッドで寝たきりです。
それでも口だけでPCを操作し、
絵を描いています。

 

flatman.『グロブログロググ‐‐タジログ‐‐』



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やらせていただいたりしています。




 

 

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仕事のご依頼を頂けると、とても嬉しいです。
宜しくお願いします。
 

まずはメッセージを頂けると
大変ありがたいです。
   

E-Mail: flatman.art@sj9.so-net.ne.jp
 

 

 

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本当に申し訳ありません。