おばあちゃんの事

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おばあちゃん事書こうと思ったら随分日が経ってしまった。

おばあちゃんが亡くなったのは3月。

99歳で亡くなったから、大往生。

長生きして良かったねって言う人もいてた。
 
まー実際そうなんやけど。

おばあちゃんが亡くなったって聞いた時、涙が出なかった。

「あ、そうか。長生きしたな。惜しかったな。あともう一年で100歳やったのにな。」みたいな事を言ったりして。

葬儀の準備が始まって、葬儀場の霊安室におばあちゃんが寝てるの見て。

なんか複雑な感情がだんだん出てきた。


母は嫁いで来た時、祖父母、父の兄弟と一軒家に同居やった。

私が物心ついた時には、母の弟もいて結構な人数での同居やった。

おばあちゃんは、私達孫を可愛がることは無かった。

可愛いと言われた事も、ありがとうと言われた事もなかった。笑顔も見た事がなかった。

嫌味や母の悪口を常に言われていた。

母が肩身の狭い思いをしてるのを見てたら辛くなった。

10歳になった時、マンション暮らしになり、別々の部屋になった。

叔母も結婚していなくなったから、なんだかホッとしたのか、体重が増えた。
(4年生になるまで、体重20キロ超えてなかったから。)

それでもご飯は祖父母と一緒に食べていた。

相変わらずけなす、嫌味を言われるのが日常だった。

内孫やったから、名前を覚えてもらえただけましやったかも。
(ほかの孫は、〇〇ちゃんの子って言われてたから。)


25年ほど前におじいちゃんが亡くなった時、おばあちゃんは物凄く泣いていた。
(おじいちゃんは信心深く、穏やかな優しい人やった。)

おじいちゃんが亡くなった時、看取ることができたけど、本当に悲しかった。

意地悪で嫌なおばあちゃんやけど、本当に可哀想だなと思った。

この時くらいから、おばあちゃんもちょっとずつ変わり始めたと思う。


私も少しづつおばあちゃんを気遣う様になった。

おばあちゃんは相変わらず可愛いとか、何かしても感謝の言葉とかは言われへんけど、嫌な事も言わなくなって来た。

それより、おじいちゃんが亡くなり、相続の件で兄弟の確執ができたことが、とても嫌やった。

仕事しながらおじいちゃんのお世話や、高い入院費払ってても、長男やから当たり前やって兄弟から言われてた。
大変な事は父母がやって当たり前。

細かくは書けないけど、なんか大人の嫌な部分をとてつもなく見せられた。


おばあちゃんが長く生きてくれたのは、おじいちゃん亡くなって、自分もすぐ亡くなったら、兄弟の間でとんでもない事になるって思ってたからかも知れない。



話は戻って。
おばあちゃんのお通夜でも、私はまだそんなに泣かんかった。
でもなんか感情がざわざわしてきた。

お葬式始まって、最後のお別れで お花を棺桶に入れる時、葬儀場の人がおばあちゃんの生い立ちみたいなのを話しだした。

戦争の事、それに伴う疎開や職を失ったり大変だった事、息子を2人失くした事、そんな話だった。

そう言えば子供の時の宿題で、戦争の時の話をおじいちゃんおばあちゃんに聞くって言うのあったな。
そんな話してたなとふと思い出した。

なんか色々思い出しては涙が出た。

おばあちゃんは感情をなくさないと、生きていく事が大変やったのかも知れないなと。

おじいちゃんが亡くなって数年後に階段から落ちて腰か背中か骨折した時、ちょうど私が出勤の時間やってすぐ見つけて、救急車呼んだ時の事思い出したり。

おばあちゃんの事、憎たらしいとまだちょっと思ってた時やったけど、そん時に死んだらあかん、長生きして欲しいって素直に思ったなーて。

おじいちゃん亡くなってから、おばあちゃんにありがとうって言われた事も思い出した。

お葬式終わってからもなんか感情がぐるぐるしてて。

仕事が忙しいのもあったけど、全然お見舞いに行けなかった事。
(亡くなる日にお見舞い行こうと思ってたのに。)
なんかお見舞い行ったら、おじいちゃんの時みたいに、すぐ亡くなってしまうんちゃうかと思ったら、よー行かんかったっていうのもあった。
最後看取れなかった事。
おばあちゃんに何もでけへんかったなーて。

後悔。後悔。後悔。


そんな時にちょうど癒しフェアがあった。

癒しフェアに行って、久しぶりに会う仲間、師匠の本郷綜海さん、穴口恵子さんに会えて癒された。

綜海さん、恵子さんの寄り添い方は半端なく凄い。
一瞬で寄り添ってくださるのを体感した。

こんなにたくさんの話をしてなかったのに。

本郷綜海さんブログhttps://ameblo.jp/somihongo
穴口恵子さんブログ



その後、母親とじっくり色々話す機会ができて、より色々クリアになった。
亡くなる前、おばあちゃんが母に感謝の言葉を伝えていた事。
「至らない自分にいつも良くしてくれて、ありがとうって」


今はおばあちゃんに感謝しかない。

おばあちゃん、本当にありがとう。

命を繋いでくれてありがとう。

これからも、お父さんお母さんの事、みんなの事見守ってね。