近藤良平率いるコンドルズの新作「POP LIFE」を埼玉会館で観た。

近藤が芸術監督を務める彩の国さいたま芸術劇場が改修工事中のため、今回は浦和の埼玉会館での公演となったわけだが、これまでコンドルズが彩の国で続けて公演を行ってきたその”埼玉LOVE”の成果が人肌で感じられるような、観にきている（もちろん東京や近県からも来ているのだろうが、、）埼玉県人のコンドルズLOVEが会場に充満しているような、とても素敵な舞台だった。

＊＊＊＊＊　演劇サイト　より＊＊＊＊＊＊＊＊＊

日常奪回！人生にポップを！

2023年5月！今こそ生活再起動！
逆境のゾーンプレスをくぐり抜け！
祝福のコンドルズハイボルテージダンスを君に！
さあ！薫風埼玉でワンツースリージャンプ！

トレードマークの学ラン姿でダンス、生演奏、人形劇、映像、コントを展開する男性ダンスカンパニー、コンドルズ。個性豊かなメンバーたちがステージいっぱいに繰り広げる熱いパフォーマンス、予測のつかない展開、笑いと遊び心溢れるシーンの数々――。他に類をみないユニークなその舞台は、国内のみならず海外でも老若男女を魅了してきました。　

2006年より続くコンドルズ埼玉新作シリーズ16作目のタイトルは、プリンスのヒット曲から名付けられた『POP LIFE』。大規模改修中の彩の国さいたま芸術劇場に代わり、浦和の埼玉会館を舞台にお届けする埼玉での完全新作にご期待ください！

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今回はPOPに明るく！ポジティブにシンプルに、ということで、舞台上にはカラフルな風船が配置され、その中でコンドンルズメンバーが時に弾け、時に昔の発足当時を思い出し、もちろん人形劇あり、そして今回はコンドルズ流のボイパあり、果てはコンドルズが踊る”ピナ・バウシュ的なダンス”あり、、といつもながらに大いに楽しませてくれた。

途中、客席のお客様に参加してもらうコーナーがあり、そこで神奈川芸術劇場の芸術監督がつかまっていたのもウケた。

選曲は”とにかく明るい”ポップスということで80年代のポップス、創作過程ではまず初めにWham!の"Wake me up before you Go-Go"が決まったらしい。

その中でKasabianも入れてくれたのは嬉しい！

日本代表でオザケンも。

コンドルズを観ていると、いつも思うことだが一人一人に良さがあって、統一されていないそのフリーさが面白い！ということ。

高速ターンはこの人がキレッキレで素敵！　この腕の旋回はこの人、、でもって腰振りはこちら、、、と王子とお姫様にスポットライトが当たるのではなく、メンバー全員がその時々でスポットライトを浴びているのが、観ていてとても楽しい。

楽しい日曜日の午後をThank you!と言いたい。

POP LIFE（5/28)