イタリアンレストラン "オットセッテ トマム"(6/27) | のばらのブログ
リゾナーレトマム
31階にある
北海道旅行最後のディナー
落ち着いた
静かな店内。
どうぞ
この時間だけの景色を
お楽しみくださいと
ソムリエが
カーテンを開けてくださる
まずは、
北海道 滝沢の白ワイン。
見た目もかわいい
チーズ、ほうれん草、
イカスミ、プレーンの4種の味の
グリッシーニで
1品目は、
"海の煌"
~イクラとボタン海老のコルノ~
エディブルフラワーが
美しい
2品目は、
"夏風に乗せて"
~泡で包んだ蟹とフィノッキオの爽やかな香り~
中は毛ガニの身とミソがびっしりで
フィノッキオ(ウイキョウ)の香りが
爽やか
お水は、
ノンガスで。
3種あったけど、
富士の天然水で。
お料理に合わせて
2杯目は、ロゼ。
ラ ルーパ
エチケットは、
狼のようなワイルドさと
少しセクシーさを表した牝狼。
なんとも
チャーミング。
ソムリエの軽快なお話を聴きながら
このワインの作り手や
土地にも思いを馳せる
3品目は、
太陽の恵み
~アスパラガスのグラディナート~
鮑とアスパラの食感の違いが楽しい
4品目は、
完熟
~雲丹とトマトのタヤリン~
タヤリンとは、
イタリア産デュラムセモリナ粉に、
たっぷりの新鮮な卵と
トリュフを練り込んだ細平麺。
雲丹を贅沢にトッピング
ひと口食べたら
思わず笑みがこぼれる。
5品目は、
その前に
お肉料理の準備を
見せてもらった。
さて、5品目。
夕凪の木漏れ日
~香草に隠れた鮮魚のヴァポーレ~
バジルの葉の下に
隠れているのは、
なかなか市場に出回らない
アブラボウズ。
バジルの新鮮な葉に
熱いオイルをかけてー。
バジルを掻き分けると、
アブラボウズが。
上品な白身の味わい
力強い味わい
~仔羊の藁包み焼き~
動画にあるように
焼いている間は、
藁を焼いた芳ばしさで
食欲をそそる
子羊は、なんともジューシーで
柔らか。
じゃがいもは、
凍らせないように
土の中で2年間寝かせて
最大限に
甘味を引き出したもの。
サツマイモのように甘い。
お店からの
結婚35周年の
お祝いプレート
わあ~
ありがとうございます
綺麗~
そんなの気にもとめていなかったから
本当にびっくり。
ソムリエに
お二人にとって
35年というのは
どんな感じですかと聞かれ、
ふたりして
一瞬、35年を遡ると
いろいろあったけど、
楽しい時間が早く感じられるように
やっぱり
早かったような
でも
ポイント毎に
鮮明に思い出は残っていて
それが
ふたりの財産。
子どもたちが家を出て
ふたりだけの生活になっても
毎日が楽しいのが
何よりかな
いよいよデザート。
その前に、
7品目
虹色
~トマム牛乳のジェラート~
ティラミス、ベリー、フルーツと
3種用意してあって
大きさは
スプーンで4、5杯といった所で、
お腹の具合と相談して
どうかと訪ねられ、
ダーリンと同時に
3種類お願いしますと即答
どれも美味しかったけど
ティラミスのが
やっぱり好き
8品目は、
爽夏
~メロンのズッパ・イングルーゼ~
下にスポンジ
カスタード
その上に赤肉メロンがかわいらしい
爽やかな夏の一品
とうもろこしのスイーツ
優しいとうもろこしの甘さも
夏の到来をおもわせる
18:30から始まって21:00
遅い時間だけれど、
やっぱり
珈琲が飲みたくて
美味しいお料理と
それをより楽しませてくれる
ソムリエとの会話。
途中、
三重からと話すと、
熊野出身の女性ソムリエが
挨拶にきてくださった。
北海道の
こんなに素敵なホテルのレストランで
熊野の方に出会えるなんてね
コロナ前は、
毎年
熊野の花火大会に訪れていた話に
花が咲いたよ
最後に
こちらの有名なシェフが
テーブルに
挨拶にきてくださった。
食事を終えて満足し
気をゆるした時で、
どの料理が美味しかったかと聞かれて、
どれもすべて美味しすぎて、
ダーリンは
答えられずー。
かろうじて私が
子羊の藁包み焼きを上げたけど、
こういう時に
慌てずにちゃんと思いを
伝えないと、
それこそ
一期一会だと思った。
本当に
心もお腹も満たしていただいて、
最高のお料理と
最高のサービスに感謝