川越市にある天台宗の寺院・中院へ紅葉の様子を観に行って来ました。

 

 

 

 

北側の車寄せ付近

 

この辺りが一番見頃ですが概して色づき始めといったところです。

 

 

 

山門の方に回ってみましょう。

天台宗別格本山  星野山 無量寿寺 中院

山門

 

 

 

 

赤門

赤門!、何か縁がありそうですね。

 

今日は赤門の方から入り境内を見せていただきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本堂 お願い

松のかかり具合が良い雰囲気!

 

 

 

 

観音様と紅葉

背景のモミジは紅葉も進んでいるようですが、今年は精彩に欠く気がします。

陽が当たってない時に撮ったからかもしれません。

 

 

 

 

不染亭

 

中院は、島崎藤村ゆかりの寺院としても知られています。藤村の二番目の妻・静子は川越の出身。静子の母・加藤みきとも生前とても仲がよく、たびたび川越に足を運んだといいます。中院に義母みきの墓があることで、藤村も静子とともに何度か訪れました。また、藤村がみきに寄贈した建物はここ中院に移築され、みきが茶道の師匠として「不染」と称したことから、「不染亭」と名づけられ、茶会等使われています。「不染亭」の前には、藤村の書による「不染之碑」が立っています。

~上記は[小江戸探検隊]の記事より引用~

 

加藤みきは文久3年(1863)に川越松平藩蔵前目付の次女として川越に生まれ、4歳の時に母に伴われて上京し、以後大正12年に再び川越に戻り、昭和15年5月に73歳の生涯を閉じたそうです。[新訂 旅と歴史]より

 

市役所のP に車を停め蔵造の町並み方面へ歩いてゆくと、角地に由緒ある老舗割烹旅館・佐久間旅館がありました。現在は廃業してしまいましたが、藤村が川越に来る時は定宿にしていたそうです。

 

 

 

 

モミジも最盛期には真っ赤やオレンジに染まり、それは綺麗なのですが今回はまだその景色は見られません。

 

 

 

 

車寄せの方に出ます。

瓦を縦にきちっと並べ、趣のある通路ですね。(振り返って)

 

 

 

 

これは何の実でしょう。

カラタチの実ぐらいの大きさでした。

 

 

 

 

撮影:2023.11.21

 

 

 

前回は2017年11月26日に訪ねていました。

今年は気候も変則的で予想もつかなかったので早めに行ってみたのですが、

やはり少し早かったようです。

それでも、それなりに美しい木々の変化をゆっくりと楽しむことが出来ました。

 

昨日は当地方も、日中気温8℃と真冬並みの冷え込みで午前中は小雨も降りました。

この寒暖差で、紅葉も一段と進んだのではないでしょうか。

 

本日もお越しいただき有難うございます。