比企の春 その2
2014年4月29日
前回この地を訪れたのは4月20日のことでした。
大地は緑を取り戻し、野にも山にも花が咲き始めていました。
あれから9日が経過、今はどんな花が咲いているのでしょう?
再び訪ねました。
比企郡嵐山町遠山
JA嵐山を左に見て、直ぐの交差点を左折、
古くからの道のようです。
間もなく片側山林の道路になります。
前回のもそうですが、以下の写真は道沿いの花の写真です。
アオダモ?、マルバアオダモかも知れません。
(小葉の縁の鋸歯の有無で見分けるそうです)
野球のバットの用材として知られる。
ヒトツバタゴの花にもよく似ていますね。
フデリンドウ
ハイキング気分で少し歩きました。
その甲斐あって、こんな可愛い花に出会いました。
ホオノキ
開花しているのも見えます。
ヤマツツジはまだ綺麗でしたが、
この10日足らずの間に花たちも次の花へと交替していました。
そうこうしている内に遠山地区が見えてきました。
なんだかゆったりした気分になりませんか?
ノバラは勝手に「遠山の里」と呼んでいます。
遠山地区
旧比企郡玉川村に小倉城という戦国時代の城跡が残っている
そうですが、
その城主が遠山氏の可能性があるそうです。
(嵐山史跡の博物館)
そしてこの地区に遠山寺があります。そこには遠山氏の
宝篋印塔が残されているそうです。
ということで、この地区名も遠山氏に関係ありそうですね。
中世の集落であるとも、どなたかのブログに書いてありました。
ヤマフジ
ノイバラ
この集落の日当たりのよい場所にノイバラの木があります。
私の好きな花でハンドル名に使わせて貰いました。
まだ固い蕾でしたので、芳しい香りの放つ頃
また見に来たいと思います。
もうここは小川町です。左に光って見えるのは槻川。
この道を2~3キロ走り、槻川に架かる橋を渡ると
国道254に合流し小川の街中に入ります。
もし国道が遠山地区を通っていたら
ノバラの好きなこの風景は
残らなかったでしょうね!