先週末の土曜日は、Oauマガジンイベント 鎌倉アナン邸で習う”この日ここだけのスパイスカレー”を開催していました。
アナン邸さんは代々スパイス業を営む会社ですが、その三代目のメタ・バラッツさんに今回は本格スパイスカレーを習いに行ってきました。
アナンと彫った石が目印です。
70年越えの古民家なので、10月にうかがったときに「(2月は)寒いよ、寒いよ。」と何度も言われました。
なので、「外で学ぶつもりぐらいに…。」と覚悟してしっかり防寒の準備をしていきました。
フェネグリークというスパイスのお茶を出していただきました。
ほっと温まりました。イエローが輝いています。
最初はチャローインディアという、バラッツさんの属する東京スパイス番長が著者となる書籍のお話からうかがいました。
1年に1冊発刊のこの本は、番長4名でテーマを持って毎年インドに行ってつくっているそうです。
紅茶、砂漠、お米、マトンは羊か山羊か?と云ったマニアックな内容ばかりでした。
「売れてないです。」とおっしゃってましたが、こんな本はなかなか見れないなあという内容で、おもしろかったです。
次にスパイスについての基本のお話。
バラッツさんが出す早押しクイズで盛りあがりました。
カレーのつくり方。
そして、いよいよ調理へ!
と、新製品の「ゴールデンミルク」をごちそうになりました。
ターメリックと牛乳を混ぜたものですが、このレシピは若返りにいいと以前に聞いたものでした。
ここでもイエローです。
インドはやはりイエローなのでしょうか。
この日のメニューは、魚(ブリ)をつかったカレーと豆のカレーの2種類を習いました。
ブリはレモンとターメリックをまぶしたもので調理しましたが、そのおかげでまったく臭みのないカレーに仕上がりました。
豆のカレーはしいたけ入りです。
事前に鎌倉野菜をリクエストしていたので、この日はサンバルと云う、日本のお味噌汁的ポジションにあるスープもつくっていただきました。
おまけでライタというヨーグルトのサラダもつくっていただきました。
バラッツさんとお話しながら調理をしていたのですが、なにげにツボにはまってしまい、どこからか調理のメモではなく、バラッツさんのネタ帳になってました。
(みなさんは熱心にメモを取っていましたよ!)
Q「毎日、カレーは食べていますか?」
A「毎日は食べないです。ほかのも食べたいので。」
Q「カレーを食べるとインフルエンザにかからないのですか?」
A「そう言うとかかるから、言わないでおきましょう。」
Q「失敗するとついココナッツミルクを入れるのですが…。」
A「じゃあ、ココナッツミルクは常に置いておかないといけないですね。」
Q「インドの男性は料理をしますか?」
A「しないですね。人口が多いので。」
Q「インド人に太っているひとはいないですね。」
A「隠れているんです。」
Q「このトマト大きいですね。」
A「これは東急ストアのものです。」
こうやって書くとおかしく感じないですが、間がいいのでしょうか。
みなさんで配膳。
完成品はこちらです。
おいしくいただきました。
食後の質問タイムでは、チャイもごちそうになりました。
たくさんお砂糖を入れるのがチャイなので「見ないほうがいいですね。」と笑っていました。
最後はたのしいお買いもの。
インド人だからなのか、終始そのゆるい感じがとてもいい感じで、それがお料理にも感じられて、想像力がかきたてられました。
参加者の9割は習ったスパイスカレーをつくることでしょう。
わたしは特にカレー好きというのでもないので(インドのときもほとんど食べませんでした)つくるかどうかは「?」ですが、お料理したい!創作料理をつくりたい!と、お料理への愛が増しました。
(お料理コンプレックスのあるわたしにとって、これは大きな進歩なのです。)
また、季節が変わった頃に、ちがう食材で企画しようと思います。
今回は日にちが合わなくてがっかりな方もいらっしゃったので、次回はぜひごいっしょしましょうね。
えつこ記
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