昔のことわざで



「困ったときの神頼み」




というのがあります。





これは、普段手を合わせたことのない者が、





苦境に立たされた時にだけ





神の御利益を願うという意味です。






しかし、神様も人間の勝手ばかりは聞いてられません。





お願いしてもダメなときはダメです。






「困ったときの神頼み」に少し似たことわざで






「人事を尽くして天命を待つ」






というのがあります。






これは、自分の持てる力をすべて出し切り






結果がどうなるかは神様の判断に任せるという意味です。







最終の結論を神様に任せるというのはどちらも同じなのですが、






根本的な違いは、自分が努力しているかどうかです。







ここで言う努力とは






「本番で力を出し切るための陰の努力」のことです。





これがないと、いくら本番で一生懸命頑張っても





結果は良い方に傾きません。






自分に望む者(進路)があり、







それを絶対手に入れたいと思えば思うほど、






この陰の努力は必要になっていきます。







何かをする時には、





「困ったときの神頼み」より「人事を尽くして天命を待つ」の





精神でいった方が良い結果をもたらすでしょう。






しかし、「人事を尽くして天命を待つ」






ということわざにも一つだけ欠点があります。





それは、最後の結果を神様に任せるということです。






努力の量は結果を大きく左右し、






場合によっては神様の判断をも





覆わせるほどの力を持っています。









「何事にも努力する」







あなたの人生は、





自分の思ったとおりの道を歩ける人生になるはずです。





何かを成すためには陰の努力が一番大切です。
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