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今まであまり書いていなかったけれど、現在、女流棋士会の役員を務めさせていただいている。
任期は2年。
その任期を、もうすぐ終えようとしている。
棋士の総会が来月あるが、それより後日、女流棋士会も総会があって、選挙がある。

現在、総会に向けての準備をしながら、2年って長かったような、あっという間だったような。とか考える。


現在の役員メンバーは
清水市代 女流棋士会会長
村田智穂 女流棋士会副会長
伊藤明日香 役員
そして、わたしの4人。


清水会長は、いつも冷戦沈着。
我々に任せるところは任せてくれ、しかし勢いよく走ってしまいそうなときは、いつも優しく制してくれた。
そして、色々と情報収集しながら答えを提示してくれる。
柔らかくも凛としていて、何をするにも、どんなときもユーモアと細やかさを忘れず進めてくれるので、以下3名も絶大なる信頼を寄せていた。
最終的には、「清水会長の判断を聞こう」が合言葉。


村田副会長は、関西所属だし何かと大変だったと思う。
でもいつも仕事が早く、たたき台や資料や配布物を作成してくれていた。
連絡も、方々とテキパキとしてくれて、まとめてもくれていた。
毎月の会議には、日帰りだったり、対局や仕事、式典とあわせたりして来てくれていたので、ほぼ皆んなで集まれた。


伊藤役員は、フットワークも軽く交渉上手で、女流棋士をはじめ、色々な人と交渉やコミュニケーションを取ってくれていた。
会議中に過去の資料が欲しくなったときも、電子や紙を駆使して出してくれた。
数字にも強く、わたしが目を回している間に、あっという間に計算してくれた。


とてもバランスのとれたメンバーで、優秀なお三方に、わたしはご迷惑をおかけしてばかりだった気がする。
しかも、自分でもめんどくさい奴だな、と思うほど細かいところを突っ込んだりしていた。
理屈っぽいというか、屁理屈っぽくて、正直、こんな友達いたら嫌になりそう。

そんな感じだったから、わたしが女流棋士会や他の女流棋士のお役に、少しでもたてていたかは、非常に謎だけれど、和気藹々とした役員会だったなぁ。と、すでに思い出にひたひたモード。


その度に、や、まだだから!
と、我に帰るのである。