映画 立川談志 | を観た。~3行映画評~

を観た。~3行映画評~

日本映画を中心に。たまに見る劇場新作も。タイトル前の◎はオススメ○は見て損ナシ△は気をつけて⭐️はその年のベスト



映画立川談志を観た。最晩年の落語2本を記録した本作は立川談志の一周忌法要に合わせて作成された簡易ドキュメンタリーだ。立川談志ほど好き嫌いが極端に分かれる落語家はそんなに居ないだろう。卓越した技術を持ちながら、生来の天の邪鬼が周囲に敵をつくり、独自の落語家人生を歩んだ。何と言ってもラスト2006年12月2日三鷹市公会堂での芝浜は絶品だ。これほど落語で泣けるのだろうか?本人は人情モノは嫌いだとのことだが、『好き』と『向いてる』はこんなに違う。ドキュメンタリーの出来としては、良くも悪くも本来の目的通り一周忌法要にピッタリだ、の一本