TPPー食におけるこれからの対策3 | noahnoahの21世紀宝船ブログ

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札幌「Organic cafe知恵の木」のディレクター&治療家のnoahnoahが暮らしの中の気づきを「宝物」にたとえ、七福神にちなんで7つのテーマでブログに書き留めていきます。船が宝物でいっぱいになったらいいな。よろしかったら、あなたも一緒に楽しい船旅しませんか?


テーマ:
noahnoahの21世紀宝船ブログ-モンサント



前回の続き、最終章です。


私たちが巨大多国籍企業モンサントに対してできることはあるのでしょうか?


ありますとも。次の3つの提案です。


私たちが今からできること-「3つの提案」

1、 肉の消費量を減らす。

精肉1キログラムを得るのに必要な穀物量はトウモロコシの換算で、牛肉で25キロ、豚肉で5キロ、鶏肉で4キロです。つまり、肉を大量に欲するほど、家畜飼料としての穀物が必要となり、結果的にモンサントの息のかかったGMO農産物を大量に輸入することになります。食生活から肉を極力減らし、食する時は少々高価でも飼料の内容がわかる誠実な生産者から購入することでモンサントの収入源を絶つことができます。

ちなみに現在、日本の食糧自給率は39%。しかし、2011年調べで、米なら95%、野菜なら80%を実は自給できているのです!それが、食肉を得るために必要な穀物を計算に加えることで自給率は落ち込み、GMO輸入穀物が大量に必要となるのです。このことは国民すべてが知っておかなくてはならないことだと感じています。


2、 油の消費量を減らす。

ある時、安売りで有名なスーパーの惣菜を調べたことがありました。結果、惣菜の8割が油で揚げたものか、炒めたものでした。それくらい油を使った料理は私たちの食事の定番になっています。でも、日本人がこんなに油を使えるようになったのは、戦後しばらくしてからのことでした。油は大量の原料を必要とするためずっと贅沢品だったのです。

ある機関の調べで、食用油業界のうちGMO原料使用量の最も多い企業が発表になりました。その結果は1位-Jオイルミルズ、2位-日清オイリオ、3位-キューピーでした。きっと2位と3位の企業名はおなじみでも、1位は聞いたことがないという方が多いのではないでしょうか。

Jオイルミルズは、実はあの、味の素グループの傘下にある企業で、コンビニ弁当やスーパーの惣菜、それに外食産業で使用される調理用油を専門に製造、販売しています。つまり、外で弁当や惣菜を買ったり、外食すれば、殆どJオイルミルズ社のGMO食用油のお世話になってしまうわけです。また、一般スーパーで売られている特価品のキャノーラオイルも9割がカナダのGMOなたねを原料としています。

これらの状況を知って私たちができることは、油を使った料理や惣菜の消費量を減らし、家庭で使用する食用油は、自然食品店で購入可能な国内産原料のものか、<遺伝子組み換えでない>と明記された商品を求めることです。少々お値段は張りますが、何より大切に使いますし、油料理はたまに食すくらいが健康のためには良いのです。

ちなみに我が家は、知恵の木でも扱っている「カホクのなたね油」を使っています。もちろんGMO種は一切使用せず、香りの豊かな商品で家族皆、気に入っています。企業のHPはコチラ→http://www.kahokuseiyu.co.jp/index.htm消費者みんなで良心的な企業をサポートしてゆく意識が大切だと感じています。


3、 甘いものの摂取を減らす。

例えば、コーラやネクターなどの甘い飲み物がGMO食品だと言われたらどう感じますか?きっと「原材料に大豆やトウモロコシが使われていないからそんなはずはない」と感じる方も多いかと思います。しかし、加工品というものは、原料の名前を変えて別なものになりすますには都合の良い商品なのです。

皆さんは「異性化糖」をご存知ですか?これは、でんぷんを加水分解し、ぶどう糖液糖にしたものに酵素を用いて果糖へと変化させたもので、「果糖ぶどう糖液糖」とか「ぶどう糖果糖液糖」という名前で知られています。清涼飲料水の原材料として目にした方もいらっしゃるでしょう。

実はこの異性化糖の原料の9割がトウモロコシで、その殆どが輸入GMO品種なのです。テレビCMなどでおなじみの甘い飲み物はほぼ全滅です。よくスーパーで2ℓサイズの清涼飲料水やジュースを何本も購入している主婦を見かけますが、ご家族の健康のためにも、モンサントに儲けさせないためにもこうした甘いドリンクへの嗜好はやめにしたいものです。

また、「自分は甘いドリンクに興味ないから大丈夫」と言っているお父さんも要注意!ビールや発泡酒の原材料に書かれている「コーン」や「スターチ」も殆どがGMO種です。麦芽とホップ由来の正真正銘のビールを選びましょう。

そして、飲み物のみならず、チョコレートが大好物という人も気をつけて。チョコの乳化剤として使われるレシチンの殆どは大豆由来。原料は安価なGMO大豆を使用しているケースが殆どです。気になる方は一度メーカーに問い合わせてみて下さい。


以上、肉、油、甘味。これらの摂取を控えることがモンサントの収入源を絶つことにつながります。これらはすべて贅沢品。昔、日本人でこれらのものを頻繁に口にできたのは一部の限られた人でした。国の経済成長に伴ってこれらの消費量も爆発的に伸び、それを賄うために自然から離れた農法や科学技術、薬品などが必要になるわけです。また、これらの消費量の上昇に伴い、がんや成人病の罹患率も上昇するという相関関係があります。


GMO問題、そしてTPP問題は、まさに今、私たち自身の食生活を見直す機会を与えてくれているのかもしれません。


TPPが実現しようとしているもの、それはグローバリゼーションによる世界支配です。


多国籍企業のチカラが増すにつれて、その利益は世界的規模に膨らみ、私たち国民はそれら企業の製品に依存し奴隷化していきます。しかし、巧妙なコマーシャリズムとマスコミ操作によってその罠はなかなか見えません。例えば、



あなたがスタバで飲んでいる一杯のカフェラテが、パレスチナ住民を殺傷するミサイルの購入資金になっているとしたら、どう感じますか?




スターバックスって雰囲気が良く、好きで利用される方も多いと思います。けれど、CEOのハワード・シュルツ氏が全世界からあがった莫大な利益の一部をせっせとイスラエルに送金し、イスラエルはそのお金でミサイルを購入。その爆撃によって罪もないパレスチナの住民が今日も殺されている事実を知る人はそう多くありません。ミサイル購入の資金源は、私たち一人ひとりがスタバで支払う一杯のコーヒー代からなるのです。


彼はイスラエル支援の功績を讃えられて1998年に政府から賞を授与されています。


「だからスタバを利用すべきではない。」と皆さんを説得したいわけではありません。縁あってスタバで働いているという方もおありだと思うし、店員さんの多くはよく教育されていて、気持ちの良い接客ではありますし。


しかし、日常のこうした何気ない私たちの選択が多国籍企業にさらにチカラを与えることになる事実を知って頂きたいのです。また、下のスタバのトレードマークを見てみて下さい。おなじみですよね。



noahnoahの21世紀宝船ブログ-スタバ


このモチーフを女神だと勘違いしている人が多いのですが、実はこれ、ギリシア神話に登場する「セイレーン」という名前の怪物なのです。カラダの上半分が女性、下半分が魚で海に棲み、船がやって来るとその美しい歌声で、船員たちを惑わせ、船を沈めて船員たちの人命を奪う恐ろしい怪物なのです。なぜ、このような怪物を企業のトレードマークにするのでしょう?スタバのセイレーンが狙っているのは、いったい私たちの何なのでしょう?


もし、こうした事実を知っていたなら、コーヒーでも飲もうかなと思った時、「今日は地元の店を応援しよう!」といってローカルな個人経営のカフェを利用するという選択も生まれてくるわけです。例えば、うちの知恵の木みたいなカフェをね。あっ、宣伝になっちゃった。(笑)


グローバリゼーションに対して、ローカリゼーション。



いつのまにか私たちは、コマーシャルに毒されて、大きいものや強いものが良いものだと思い込まされていませんか?私たちにはもっともっと、地元でがんばっている良心的なお店や企業、個人を応援してあげる意識が必要です。


先日、私の関わっているマクロビオティックスクールの生徒さんでもあったMさんとのフェイスブックのやり取りで、彼女が現在、地元熊本でマクロの先生をされていることを知りました。そして、地元にある良心的な製油会社の製品を愛用し、利用者の輪を広げることに尽力されていることを知り、とてもうれしく思いました。その会社名は「堀内製油」。HPはコチラ→堀内製油

圧搾法という自然な製造法を用い、良質な食用油を製造しています。彼女も言っていましたが、良い油というものは、たくさん摂っても胸やけしないものなんです。


昔この国には、それぞれの地域で良い製品を製造しながら、民衆の暮らしを支えてきた良心的な生産者がたくさんあったのです。ぜひ皆さんもこれからそうした地元の企業や個人を見つけ、購買を通じてサポートしてあげて下さい。


私たち個人の暮らしはとっても小さなものに見えるかも知れません。けれど、それらは、社会という大きなものに繋がっています。私たちの何気ない暮らしが社会に影響を与えます。あなたはどんな社会に自分を繋げたいですか?


この世界をより良きものにするために、大切なのは真実を知ること。
そして、考え、行動すること。



これから、この国がのるかそるかの大勝負の時代に突入します。次の世代のためにも、私たちは、巨大多国籍企業に屈することなく、知り、考え、正しい行動をとって、この国を良き方向に一緒に導いてゆきましょう!!


今回は食についてのみ論じましたが、皆さんもTPP対策について、良いアイデアがあれば、ぜひカフェにいらしてお話して下さい。情報交換していきましょう!長い文章におつきあい頂きありがとうございました。



追記:先ほどある読者の方から、私の記事についてのご指摘がありましたのでご報告いたします。

米の自給率についてですが、自給率の分母は消費量のようで、現在の消費量は1960年代の半分以下ということで、それを分母にして95%だと安心できないのではないか?とのご指摘でした。他の穀物の輸入が途絶え、国民が米に殺到した場合、良くて30%といったところでしょうとのこと。確かに、パーセンテージは消費量も考慮せねばなりませんね。現実はまだまだ安心できるものではないということです。ご指摘ありがとうございました!






★油にも「美味しい」という形容詞が使えた!
感動。私も使ってます。ぜひ良い油を!

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感想(14件)






ただいま、ランキングの3位圏内をさまよってます。(笑)共感して下さった方は、ポチってして頂けたらうれしいです・・・ありがとう。

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