ぼくらの方舟 | NOAH DIARY~犬のためのセラピー日記

ぼくらの方舟

・・・変な遊びをしてる、って、笑わないでくださいね・・・


「赤毛のアン」を読んだことのある方も多いかと思いますが

アンほどではないにせよ、私も色々想像することが大好きです。

(はい、典型的なクレマチスです)

小学校低学年から中学年くらいの時、マイブームだった遊びは

なんていえばいいのかな・・・そう、方舟ごっこ!


例えば雷が鳴っている嵐の夜は格好の舞台。

布団の上にお気に入りのおもちゃや本を乗せ、

まだ小さな弟妹と、雷が怖くて布団にもぐっている母(母スマン!)

そして私、で、布団という安全な方舟に乗って嵐をやり過ごすわけです。

(父は当時出張でいなくて、この遊びには参加してません・笑)

あと、庭で飼っていたダルメシアンも、実際に家には入れられないけど

方舟には一緒に乗っているつもりで、みんなで肩を寄せ合ってました。


あの頃は雷が鳴るとほどなく停電になってしまうことも多く、

暗がりの中、懐中電灯の灯りを頼りに遊んでいた気がします。

だから、嵐はちっとも怖くなく、私にとっては想像の翼を広げる大切な時間だったわけです。

(方舟の航海に乗じて、なんかおやつを食べていたような気もする!笑)

やんちゃな妹はあんまりこの遊びは好きじゃなくて、よく私に怒られてました(妹ゴメン!)

幼すぎた弟はわけがわかっていたのかいないのか(笑)でも素直にバケツを持って参加、

「水が入ったら、そのバケツで汲み出すんだよ」みたいに(笑)あれこれ指示して、弟許せ!

でもきっと、弟妹は覚えていないんだろうなあ・・・


・・・で。(前置きが長くなりました)


秘密基地  わかりづらいけど敷物の上。


私の家のリビングの真ん中に、滑り止めに敷いてある1畳弱の敷物。

さっきこれに仰向けになって、おなかに2匹を乗せていたら、

あの遊びの感覚が、不意に戻ってきました。

この防水シートは(随分頼りないけど)方舟で、

魁人の好きなおもちゃも、咲妃の好きなドライバナナも乗せて

3人で一緒にいれば、安心、安全だよって・・・

んで、安心って思いつつも、なんかわくわくする私(笑)

なんなのかなあ。


あの遊びをしていた幼い私の心を探るのも

面白いかもしれません。(確実に自分は楽しんでいたので)

そして、こんなに大人になっても、あの頃と同じことで楽しめるなんて

人間って面白いですね・・・。


とりあえず、この方舟が泥舟にならないように(爆)

頑張って漕いでいきますよ、船長さんは。


皆さんが小さい頃好きだった遊びは何ですか?

それは、今の自分とどんなふうにつながってますか?