●楽譜を使わないピアノレッスン?! 中西先生のセミナーの一日
こんにちは。
市川市のピアノ教室 ノア音楽教室の大岡史恵です。
昨日は、日曜日でしたが、5週あったことを言い訳に、午前・午後と通してのセミナーに行ってきました。
月半ばのレッスンのお休みをご了解くださった、生徒の皆さんに感謝いたします!
奈良からいらした中西美江先生のレッスンは、テキストももちろん使いますが、
レッスンをしながら五線紙にどんどん書き込んでいきます。
生徒さんと一緒に作る、オリジナルのテキスト。
それが、毎回、どんどんアレンジされて、新しいページに、次々と書き込まれていきます。
ピアノを始めたばかりの小さな子どもたちにとって、この「わたしと先生とで作ったテキスト」は、宝物のようなものではないでしょうか。
いえ、宝物ではなくて、「宝箱」かな。
このオリジナルテキストに書き込まれたことを、お家で練習してくるわけですが、
その「素(もと)」が詰まっている、宝箱です。
子どもたちは、喜んで練習してくるそうです。
楽しく、対話をしながらレッスンが進みますが、
そこには、中西先生の仕込んでいる「先行レッスン」があるので、
テキストの曲を弾くときには、すでに基本的な音型は弾けるようになっています。
この先行レッスンのやり方は、発表会の曲の練習を進める際にも活かされているそう。
発表会の選曲は、ピアノの先生にとって、楽しくも悩ましいことです。
その子に合った曲、伸ばせる曲…、など、さまざま考えて、選んでいます。
美江先生は、その選ぶ作業にとどまらず、その曲の難しい個所をキャッチして、
生徒さんに曲を渡す前に、その箇所の練習を楽しくさせてしまう。
先行レッスンをするためには、先生はさらにその前を見てレッスンカリキュラムを考えているのです。
美江先生のご経験と頭脳とキャラクターだからできるレッスンであり、
すぐに真似できることではありませんが、
参考にして取り入れたいことが、いくつもありました。
当音楽教室の子どものピアノ・コースで今年度取り組んでいる、月別ポイントレッスンの内容も、
こっそり(こういうこともあろうかと、年間を通してのスケジュールは公開していませんので)
一部変更しようかな、というアイディアをいただきました
(しかし、どこを差し替えようか、悩ましい…)。
そうそう、昨日のブログで書きました、「バッハのインヴェンションをレッスンに柔軟に取り入れる」 ということについては、
それこそ美江先生のオリジナルテキストを積み上げた上だからこそできることかもしれず、
もう少し咀嚼しなければなりませんが、
いや、本当に、なるほど~でした。
ランチタイムには、美江先生のお人柄に、爆笑しつづけながらも、
教室運営についての遠慮のない質問にも、快く応えてくださいました。
ここにいる全員が、規模や意識の違いはあれ、教室運営をしているわけで、
皆、真剣です。
会場を提供してくださったピアノの先生のお家、ステキでした~。
つい、「私が、今より良い教室の空間を作るとしたら…」と妄想が膨らんでしまいます(笑)。
今日は祭日につき、レッスンはお休みです。
家の用事をしたり、遊んだり(笑)、しますが、
昨日のセミナーの反芻タイムも取りたいと思います!
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